基本的な管理機能 > ライセンスの管理 > Windchill ライセンス > ライセンス除外グループ
  
ライセンス除外グループ
Windchill ライセンス除外グループは、購入したライセンス数を消費することなく、テストおよび管理者ユーザーにライセンスを割り当てる機能を提供するものです。このグループはサイトレベルのみで使用できます。テストおよび管理者ユーザーであるユーザーまたはグループを、ライセンス除外グループのメンバーとして追加することが可能です。たとえば、テストユーザーと管理者ユーザーに PDMLink ライセンスを割り当てる場合、PDMLink ライセンスグループのメンバーとしてライセンス除外グループを追加します。デフォルトでは、このグループはどのライセンスグループのメンバーでもありません。要件に基づいて、ライセンス除外グループを任意のライセンスグループのメンバーとして追加できます。このグループのメンバーは、購入したライセンス数を消費することなく、ログインしてライセンス機能のすべての操作を実行できます。
Windchill ライセンス除外グループは、どのライセンスプロフィールのメンバーでもありません。
以下のセクションでは、ライセンス除外グループがアクティブデイリーユーザー (ADU) ライセンスグループまたは名前付きユーザーグループのメンバーとして追加された場合の動作について説明します。
アクティブデイリーユーザーライセンスグループ
ライセンス除外グループがアクティブデイリーユーザーライセンスグループのメンバーとして追加されると、ライセンス除外グループのメンバーであるユーザーは Windchill にログインして、購入したライセンスを消費せずにアクティブデイリーユーザーライセンスの機能にアクセスできます。ライセンス除外グループのメンバーがログインしても、使用可能なライセンス数は減りません。
ユーザーがライセンス除外グループおよびアクティブデイリーユーザーライセンスグループの両方のメンバーとして追加されている場合、そのユーザーが Windchill にログインしても、購入したライセンスは消費されません。
アクティブデイリーユーザーライセンスグループのユーザーがその日のライセンスをすでに消費しており、その後ライセンス除外グループに追加された場合には、同日中に消費されたライセンスが解放されることはありません。
名前付きユーザーライセンスグループ
ライセンス除外グループが名前付きユーザーライセンスグループのメンバーとして追加されても、ライセンス除外グループメンバーのメンバーシップの数は制限されません。
たとえば、PDMLink という名前付きユーザーライセンスを 30 購入し、PDMLink ライセンスグループに 25 人のメンバーを追加した場合、利用可能な PDMLink ライセンスグループ数は 5 つです。ライセンス除外グループに 10 人のメンバーがおり、PDMLink ライセンスグループのメンバーとして追加された場合、利用可能な数は 5 つのままです。ライセンス除外グループメンバーのメンバーシップ数には制限がないため、使用可能なライセンス数は減りません。