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部品とビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトの関連付け
ビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトが改訂されると、そのビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトの以前のリビジョンにリンクされていた部品の作業版数もオブジェクトの新規リビジョンにリンクされます。部品が改訂されると、その部品の新規リビジョンはオブジェクトの最新のリビジョンにリンクされます。ビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトがさらに改訂されると、この新規リビジョンには最新の部品がリンクされます。この場合、ビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトの以前のリビジョンは、部品の最新および以前のリビジョンに関連付けられます。
このシナリオを以下に示します。
この例では、プラント 1 が C.1 に改訂され、部品 1 が B.1 に改訂されたため、以前のリビジョンであるプラント B.1 が部品の 2 つのリビジョン A および B に関連付けられています。
デフォルトの動作を変更して、ビュー特有のエンタープライズデータの新規作成されたリビジョンを部品の最新のリビジョンにのみ関連付けることができます。これを行うには、com.ptc.windchill.enterprise.data.changeEDLinkCarryfwdBehaviour プロパティを設定します。このプロパティは、Windchill/codebase/com/ptc/windchill/enterprise/data/xconfs にある enterprisedata.properties.xconf ファイルに保存されています。「True」に設定した場合、ビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトが部品の 2 つ以上のリビジョンに関連付けられると、ビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトの以前のリビジョンと部品の最新のリビジョンとの間のリンクが除去されます。上記の例では、このプロパティが「True」に設定されている場合、プラント 1 B.1 と部品 1 B.1 との間のリンクが除去されます。
以下の図の例は、さまざまなシナリオにおける com.ptc.windchill.enterprise.data.changeEDLinkCarryfwdBehaviour プロパティの設定に基づく関連付けの動作を示しています。
プラント 1 が C.1 に改訂された場合、以前のリビジョンであるプラント 1 B.1 が部品の 2 つのリビジョン A および B に関連付けられます。このプロパティが有効になっていると、プラント 1 B.1 と部品 1 B.1 との間のリンクが除去されます。
プラント 1 が B.1 に改訂された場合、ビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトの以前のリビジョンの作業版数 A.4、A.5、および A.6 が部品の 2 つのリビジョンに関連付けられます。このプロパティが有効になっていると、部品 1 B.1 とそれに関連付けられているプラント A の作業版数が除去されます。部品 A はプラント A に関連付けられているため、部品 B との関連付けが解除された作業版数は、部品 A の最新の作業版数と関連付けられます。
リンクは除去されません。プラント 1 が B.1 に改訂された場合、ビュー特有のエンタープライズデータオブジェクトの以前のリビジョンの作業版数がすべて、部品の 1 つのリビジョンにのみ関連付けらます。