上流構造から転送された下流部品に親の名前を属性として追加できます。このロジックはカスタム属性を使用するかタイプを指定することによって定義できます。

データタイプ Boolean と String のカスタム属性を「部品の親子関係」リンクに作成できます。Boolean 属性は親の名前を下流構造に表示するかどうかを示し、String 属性は親の名前を示します。上流構造で特定の部品の Boolean 属性の値が Yes に設定されている場合、下流構造ではその部品の親の名前が String 属性の値として表示されます。Boolean 属性の値が空白である場合、親の名前は表示されません。この値が No に設定されている場合、親の名前が表示されることはありません。

以下の例では、カスタム属性 AUA を使用して、下流構造に親の名前の属性を表示する部品を指定しています。

「下流構造を生成」操作を実行すると、上流構造で AUA 属性の値が Yes に設定されている部品には、下流構造で UpstreamParentName 属性の親の名前が表示されます。下流を再構築してこの属性を効果的に追加するため、下流の変換が必要であるかどうかがチェックされます。転送されたノードを再構築した場合、デフォルトでは、新規下流ブランチが作成されます。この動作をリゾルバ委任でカスタマイズできます。

下流構造を生成する際に親の名前の属性を追加するには、以下のステップを実行します。

親の名前の属性を追加する部品のタイプを指定するには、次のステップを実行します。

プロパティファイルで指定されているタイプに該当する部品には、下流構造で親の名前の属性が表示されます。ただし、指定されているいずれかのタイプのカスタム属性の値が No に設定されている場合、親の名前の属性は表示されません。

カスタム属性とタイプの両方を使用して、親の名前の属性を表示する部品を指定できます。以下の表で、この両方の基準を使用した結果について説明します。