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親部品の追加
関連プロセス計画の情報を利用するロジックを使用して、転送先の構造内の部品に親部品を追加できます。転送される上流部品にプロセス計画が関連付けられている場合、その部品とオペレーションとの関連付けを使用して、転送先の構造内での親部品の作成がトリガされます。このロジックは、親部品の名前を指定するために「部品への製造オペレーションのリンク」でのカスタム属性の定義を必要とします。
以下の例では、Process Plan 2 が上流構造内の Child 2 に関連付けられており、ここで Child 3 と Child 4 はそのオペレーションによって消費されます。このプロセス計画は Child 3 と Child 4 の親部品の作成をトリガします。カスタム属性 ParentName を使用して親部品の名前を指定します。
「下流構造を生成」操作を実行すると、Child 2 が再構築されて新規親部品が取り込まれます。Parent 3 と Parent 4 は、アクティブな下流ビュー、つまり製造内に作成されます。
転送されたノードを再構築した場合、デフォルトでは、新規下流ブランチが作成されます。この動作をリゾルバ委任でカスタマイズできます。
カスタム属性の定義
親の名前を指定するためのカスタム属性を定義するには、以下のステップを実行します。
1. データタイプ String のグローバル属性を作成し、「Manufacturing Operation to Part Link」と入力します。詳細については、新規属性の作成を参照してください。
2. Windchill/codebase/com/ptc/core/foundation/associativity にある associativity.properties ファイルにアクセスします。
3. <Property name="com.ptc.windchill.associativity.BomGenerationParentNameAttribute" default="xyz"/> 行で指定されているデフォルトの属性名を新しい属性名に置き換えます。
その後、プロセス計画ブラウザでプロセス計画を作成するときに、この属性に値を追加できます。新規作成した属性を表示するには、「部品割当」タブ内のテーブルビューをカスタマイズする必要があります。この属性値は、下流構造で作成された新規親部品の名前を指定します。
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新規親部品を追加する部品が別のユーザーにチェックアウトされている場合、新規部品は追加されません。