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関連付けられた割当済み定義式のパブリッシングについて
定義式は、プロセス計画、オペレーション、シーケンス、リソース、部品、およびそれらに対して関連付けられたリンクオブジェクトに割り当てることができます。ERP コネクタは、これらの割当済み定義式すべてを Windchill からパブリッシングする操作をサポートしています。ESI Options and Variants Integration がインストールされている場合は、コンフィギュレーション可能な BOM、プロセス計画、リソース構造が、それぞれに関連付けられている割当済み定義式とともにパブリッシングされます。
BOM、プロセス計画、またはリソース構造を定義式とともにパブリッシングする際は、以下の点に注意してください。
関連付けられている割当済み定義式を ESI 応答で送信するには、「オブジェクトのパブリッシング時に、割り当てられた定義式をパブリッシング」属性の値を Yes に設定します。この属性のデフォルト値は No です。
定義式は、パブリッシングの際、プロセス計画またはリソース構造に固有のものとして扱われます。定義式をパブリッシングできない場合は、個別の構造コンポーネントのパブリッシングに失敗したものとして扱われます。
プロセス計画、オペレーション、シーケンス、リソース、または部品に直接割り当てられる定義式は、それらのオブジェクトとともにパブリッシングされることはありません。このような定義式は、個別の構造をパブリッシングする際に併せてパブリッシングされます。
プロセス計画、オペレーション、シーケンス、リソース、または部品に割り当てられる定義式およびそれらの関連するリンクは、ESI 応答では別個の定義式としてパブリッシングされます。
基本定義式および高度な定義式は、どちらも論理式という形でパブリッシングされます。
配布ターゲットに関連付けられている保存済みフィルタを使用して、パブリッシング対象となる独立した割当済み定義式の正しいバージョンが決定されます。
ESI 応答には、トップレベル部品およびその子に関連付けられている、すべての割当済み定義式が含められます。これは、構造に含まれているトップレベルオブジェクトのコンテキストにおいて、これらの定義式の一部が現在の割当済みオプションセットに対して有効でない場合も同様です。たとえば、これらの定義式は、コンフィギュレーション可能な BOM、プロセス計画、またはリソースに対しては有効でないこともあります。
オブジェクトの割当済み定義式で以前にオプションセットがパブリッシングされていた場合も、そのオブジェクトをパブリッシングできます。オプションセットに対して加えられた更新の内容は、配布ターゲットの設定を使用して送信されます。
エイリアスなしでパブリッシングを開始するには、プロパティ com.ptc.windchill.esi.AllowPublishingWithoutAliasYes に設定します。
定義式のエイリアス情報は、ESI 応答に含まれている定義式文字列に埋め込まれます。
定義式の中にエイリアスが存在している場合、パブリッシングがブロックされることはありません。
Windchill の割当済み定義式には、Java 関数呼び出しを埋め込むことができます。
パブリッシングを開始するには、プロパティ com.ptc.windchill.esi.AllowPublishingWithoutJavaFunctionYes に設定します。
定義式の Java 関数情報は、ESI 応答に含まれている定義式文字列に埋め込まれます。
定義式の中に Java 関数が存在している場合、パブリッシングがブロックされることはありません。