その他のアプリケーションとの統合 > Windchill での CAD と部品構造の管理 > CAD に基づく設計 > CAD に基づく部品構造での削除済みオカレンスの管理
  
CAD に基づく部品構造での削除済みオカレンスの管理
除去された子部品は部品構造に表示されなくなりますが、システムは削除された部品のオカレンスとその CAD ドキュメント構造との関係を管理し続けます。構築の前または後に「削除済みのオカレンスを管理」を使用して、削除された部品オカレンスの構築ステータスを修正できます。この操作を使用して、削除されたオカレンスを表示したり、削除されたオカレンスの今後の構築操作への影響を判断したりできます。
削除された部品オカレンスのビルドステータスを変更するには、次の手順に従います。
1. 「構造」タブで、削除された部品オカレンスを含むアセンブリ部品を「構造」枠内で選択します。
2. 右クリック操作メニューで、「CAD」 > 「削除済みのオカレンスを管理」の順に選択します。
「削除済みの CAD 同期化オカレンス」ウィンドウが開き、アセンブリ部品の削除された部品オカレンスがすべて表示されます。
3. 「CAD アセンブリから除去」列で、削除されたオカレンスのビルドステータスを確認します。
4. 各部品オカレンスの行で、「CAD アセンブリから除去」列のドロップダウンメニューを使用して、削除された部品オカレンスのビルドステータスを「除く」「ビルド対象」のいずれかに切り替えます。
* 
「除く」- このステータスにより、ビルド操作の実行時に削除されたオカレンスが無視されます。削除された部品オカレンスにより、関連する CAD モデルオカレンスが CAD モデル構造から削除されることはありません。
「ビルド対象」- このステータスにより、関連する CAD モデルオカレンスが CAD モデル構造から削除されます。
5. 「閉じる」をクリックして、変更を決定します。
ビルドステータスの変更は、次に構築操作が実行されたときに CAD ドキュメント構造に反映されます。
削除されたオカレンスの削除の取り消し
以前に削除されたオカレンスを部品構造と CAD モデル構造の両方に含めるには、「削除済みの CAD 同期化オカレンス」ウィンドウからオカレンスを除去して、部品構造から CAD モデル構造を再構築する必要があります。
削除されたオカレンスを除去するには、次の手順に従います。
1. 「削除済みの CAD 同期化オカレンス」ウィンドウで、オカレンスを選択します。
2. テーブルの上部にある「除去」アイコン をクリックします。
削除済みのオカレンスが除去され、両方の構造に再度含められます。
構築プロセスの詳細については、部品構造から CAD 構造を構築を参照してください。