特殊な管理 > データセキュリティの確保 > セキュリティラベルと免除承諾 > 免除承諾 > 免除承諾の属性 > 承諾ライフサイクル
  
承諾ライフサイクル
初期状態では、すべての免除承諾で承諾ライフサイクルテンプレートが使用されます。このライフサイクルテンプレートには、「承認待ち」「承認済み」「無効」の 3 つの状態があります。承諾ライフサイクルテンプレート以外のライフサイクルテンプレートを指定するには、別のテンプレートに合わせてその承諾オブジェクトタイプのオブジェクト初期化規則を更新する必要があります。任意のライフサイクルテンプレートを承諾オブジェクトタイプに関連付けることができます。サイトに免除承諾を設定して有効にした場合、オブジェクト初期化規則とライフサイクルテンプレートを更新する必要があります。ライフサイクルテンプレートの作成とオブジェクト初期化規則の更新の詳細については、ライフサイクルテンプレートの作成および規則の編集を参照してください。
承認された参加者に対し、承認されたオブジェクトのセキュリティラベル値 (要件) を免除するためには、免除承諾がアクティブになっていなければなりません。免除承諾をアクティブにすることができるライフサイクル状態は、承諾オブジェクトを適用するライフサイクルテンプレートによって異なります。免除承諾をアクティブにすることができるライフサイクル状態はすべての免除承諾で共通です。この状態はセキュリティラベルのコンフィギュレーションファイルのエレメント AgreementLifecycleState で設定します。サンプルコンフィギュレーションでは、承諾ライフサイクルが使用され、免除承諾がアクティブになるライフサイクル状態として「承認済み」が設定されています。アクティブなライフサイクル状態の設定については、エレメント AgreementConfigurationを参照してください。
「状態を設定」操作によってのみ、免除承諾のライフサイクル状態を次に進めることができます。特定の操作が実行されたときに免除承諾を次の状態に自動的に遷移させるには、ワークフローを設定する必要があります。詳細については、ワークフローテンプレートの作成を参照してください。
* 
状態設定操作を実行するには、参加者は「状態の設定」アクセス許可を持ち、現在の状態と目的の状態の間に有効な状態遷移が定義されている必要があります。遷移が定義されていない場合、参加者がこの操作を実行するには、管理アクセス許可が必要です。
「状態を設定」操作と必要なアクセス許可の詳細については、オブジェクトの状態変更ポリシーの計画を参照してください。