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「ワークフロー」ビュー
各アイテムは、ワークフローに従います。ワークフローは、ソフトウェア開発サイクル中に情報を収集および追跡するために管理者が確立するプロセスです。アイテム タイプごとに、開発サイクルを順に進行する一連の状態があります。たとえば、変更要求が通過する状態には、サブミット済み、作業開始、テスト済み、レビュー済み、終了などがあります。アイテムおよびその現在の状態は、ビジネスの決定をサポートするために必要な変更管理情報を提供します。
「ワークフロー」ビューは、グラフィカルな表現です。アイテム タイプのワークフローを作成するためにも使用できます。「ワークフロー」ビューは、ユーザーやグループのインポート、またはプロジェクト、タイプ、およびフィールドの作成には使用できません。「ワークフロー」ビューで開くことができるワークフローは 1 つのタイプにつき 1 つだけです。
ワークフロー機能へのアクセスは 「ワークフロー」ビューで行われます。このビューは、「タイプの作成」 および 「タイプの編集」 ダイアログ ボックスに含まれています。
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ワークフローはタイプに基づいているため、変更を有効にするにはデータをサーバーに送信する必要があります。つまり、ワークフローを作成または編集したら、「タイプの編集」 (または 「タイプの作成」) ダイアログ ボックスで 「OK」 をクリックし、この情報をサーバーに送信する必要があります (キャンセルすると、ワークフローに対して行った変更は失われます)。
「ワークフロー」ビューでは、ドラッグ アンド ドロップ操作およびメニュー オプションを使用して、選択したワークフローをグラフィカル モードで編集できます。
以下は、「ワークフロー」ビューを閉じるときに各ユーザーに対して自動的に保存されるユーザー設定です。
ズーム倍率
レイアウト方向
ウィンドのサイズと場所
メニューバー
メニュー バーは、タイトル バーのすぐ下にあり、メニューが含まれています。それらは、「表示」「編集」「状態」、および「移行」です。
ツリー ペイン
ツリー ペインには、設定または表示が可能なすべてのタイプ属性とタイプ プロパティが含まれます。
ワークフロー ペイン
ワークフローは、タイプのワークフローのグラフィカルな表現です。以下のアイテムをワークフローに含めることができます。
塗りつぶされたボックスは、「Unspecified」状態を示します。「Unspecified」状態は常にワークフローに表示され、削除できません。
透明なボックスは、ワークフロー内の名前付きの状態を示します。状態の名前はボックス内の中央に示されます。ワークフローの状態の位置は手動で制御できません。状態の位置は、レイアウトの方向および状態に対する (状態からの) 状態の移行によって決まります。
状態の名前の下にあるかっこで囲まれた名前は、ワークフロー内の名前付きのフェーズを示します。フェーズは、ワークフロー内の分類された状態グループを指定するオプションの読み取り専用フィールドで、基本的にはアイテム タイプの状態 (フェーズで表される) とサブ状態 (状態で表される) を作成します。アイテム タイプのワークフローに多数の状態が含まれている場合は、フェーズでそのワークフローを整理すると便利です。また、ワークフローとは無関係にアイテムのステータスの概要をユーザーに示す場合にもフェーズが役立ちます。
矢印は、レイアウトの方向における状態の移行の動きを示します。
青のアウトラインは、現在選択されている状態または状態の移行を示します。状態だけまたは状態の移行だけを複数選択できます。
「使用可能な状態」ボックス
<seg>「使用可能な状態」ボックスでは、「状態」列に、タイプのワークフローに現在表示されていないが、ワークフローにドラッグまたは挿入できるすべての状態が示されます。「フェーズ」 列には、状態に対応するすべてのフェーズ (存在する場合) が示されます。
「グループ」/「必須フィールド」ボックス
このボックスの内容は、ワークフロー内で選択された内容に基づいて変更されます。1 つ以上の状態の移行を選択すると、「グループ」 ボックスが表示されます。このボックスには、そのアイテム タイプの状態の移行を実行できるユーザーのグループの一覧が含まれます。チェック マークの付いたボックスは、ワークフローで選択された移行を実行できるユーザーのグループを示します。複数の状態の移行が選択されている場合、灰色のチェック マークは、グループが、すべての移行ではなく 1 つ以上の選択された移行で許可されることを示します。
1 つ以上の状態を選択すると、「必須フィールド」 ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、そのアイテム タイプのフィールドの一覧が含まれます。チェック マークの付いたボックスは、値を指定しないと、ユーザーがワークフロー内の状態に進めないフィールドを示します。複数の状態が選択されている場合、灰色のチェック マークは、すべての状態ではなく 1 つ以上の選択された状態でフィールドが必須であることを示します。
GUI で「ワークフロー」ビューを開くには