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2 ステージング サーバー構成
Windchill RV&S では、2 ステージの移行がサポートされます。この場合、1 つの運用環境サーバーに対して 2 つのステージング サーバーを使用します。たとえば、次の移行の図には、"開発" と "テスト" という名前の 2 つのステージング サーバーがあります。この構成では、開発サーバーですべての変更が行われ、テストのためにテスト サーバーに移行されます。これらの変更は、テストが成功した場合にだけ、運用環境サーバーに移行されます。
2 ステージング サーバー構成
2 ステージのワークフローの移行を実行するための基本的なステップは次のとおりです。
1. 運用環境で使用する Windchill RV&S Server (運用環境サーバー) をインストールして起動します。
2. 別のマシン (ステージングサーバー) に、ワークフローとドキュメントの管理者指定オブジェクトの開発に使用する Windchill RV&S Server をインストールします。
3. さらに別のマシン (ステージングサーバー) に、ワークフローとドキュメントの管理者指定オブジェクトのテストに使用する Windchill RV&S Server をインストールします。
4. 管理ロックを作成してから、次のようにしてデータベースをコピーします。
a. 運用環境サーバーからテストに使用するステージング サーバーにデータベースをコピーします。
b. 運用環境サーバーから開発用ステージング サーバーにデータベースをコピーします。
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次の手順 c) および d) でサーバーを起動する前に、運用環境サーバー (手順 1) がすでに起動していることを確認します。
c. テスト ステージング サーバーを起動すると、そのステージング サーバーとターゲットの運用環境サーバー間に自動的にバインド ロックが作成されます。
d. 開発ステージング サーバーを起動すると、そのステージング サーバーとターゲットの運用環境サーバー間に自動的にバインド ロックが作成されます。
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データベースをコピーする前に、運用環境サーバーに管理ロックを設定します。運用環境サーバーに管理ロックを手動で設定するには、管理ロックの管理を参照してください。
5. 開発ステージング サーバーでワークフローとドキュメントの管理者指定オブジェクトを構成してから、最終的な構成になるまでテスト サーバーでそれらのオブジェクトの構成をテストします。
6. 必要に応じて、ステージング サーバーと運用環境サーバーの管理ロックを管理して、データベースの同期を維持します。