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管理者指定オブジェクト
管理者指定オブジェクトは、ワークフローの移行に加えて、ソリューションの定義および管理もサポートする、ワークフローとドキュメント オブジェクト モデル内のオブジェクトです。
ユーザー オブジェクトを管理者指定オブジェクトに変換すると、次のような利点があります。
オブジェクトがソリューションの一部として識別されるため、会社の標準のユーザー オブジェクトと、他のユーザーが作成したユーザー オブジェクト (一般的な使用は想定されていない可能性があります) を、ユーザーが区別できるようになります。
元のユーザー オブジェクトの作成者だけでなく Windchill RV&S 管理者も、そのオブジェクトを必要に応じて管理したり更新したりできるようになります。
管理者指定オブジェクトは共有の権限に関係なくすべてのユーザーに表示されるため、表示の問題を防止することができます。
ソリューションのコンポーネントであるオブジェクトは、すべて管理者指定オブジェクトでなければなりません。管理者指定オブジェクトに変換できるオブジェクトは、クエリ、チャート、レポート、およびダッシュボードです。オブジェクトを管理者指定オブジェクトとして指定するには、オブジェクトを作成または編集するときに Admin Provided 属性を設定します。ソリューション内の依存コンポーネント (スケジュールされたトリガーなど) によって必要とされているオブジェクト (クエリーなど) は、自動的に管理者指定オブジェクトとして登録されます。トリガーは、Windchill RV&S 管理者のみが定義および管理でき、すべてのユーザーに適用されるため、本質的にソリューションの一部です。