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ビューセットの概要
ビューセットとは、Windchill RV&S Client を開いたり閉じたりしても存続する、特定の構成のビューの集まりです。管理者は、ビューセットの構成を制御できます。それぞれのビューセットは、1 つ以上のタスクを含むように設計でき、多くの場合、開発者やプロジェクト マネージャなど特定のロールに対応します。たとえば、開発者のビューセットにはアイテムやクエリのためのビューやアクションを、プロジェクト マネージャのビューセットにはチャート、レポート、およびダッシュボードのためのビューやアクションを、それぞれ含めることができます。
ビューセットでは、開いているビューだけでなく、ビューを起動するためのメニュー アイテム (およびツールバー ボタン) も指定できるため、ユーザーはビューセットを効果的に使用できます。ビューセットの管理者は、ユーザーが実行できるカスタマイズのレベルや、カスタマイズ可能な内容を制限することもできます。
作業環境によっては、組織の特定の役割のためのビューセットを管理者が作成する場合もあります。ビューセットを作成したら、Windchill RV&S Server で発行することによって、それを他のユーザーに対して使用可能にすることができます。その後、ユーザーはクライアントを使用してそのビューセットをインポートできます。ユーザーは、他のクライアント上にあるビューセットをインポートすることはできません。また、各ユーザーのクライアントがサーバーに接続したときに自動的にインポートされる必須ビューセットを作成することもできます。
Windchill RV&S では、発行されたビューセット ファイルは XML 形式でデータベースに保存されます。
ビューセットは、GUI で作成および編集できますが、発行されたビューセットをデータベースから取得して手動で編集することもできます。ファイルの編集が完了したら、データベースに格納できます。
管理移行ウィザードを使用する代わりに、発行されたビューセットをサーバーから取得して変更し、別のサーバーのデータベースに配置して使用することもできます。
発行されたビューセットをデータベースから取得するには、 integrity/im getdbfile コマンドを使用します。
発行されたビューセットをデータベースに配置するには、integrity/im putdbfile コマンドを使用します。
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integrity putdbfile コマンドと getdbfile コマンドには mks:AdminServer 権限が必要です。im putdbfile コマンドと getdbfile コマンドには mks:im:AdminServer 権限が必要です。
これらのコマンドの使用の詳細については、CLI マニュアルページ を参照してください。
さらに、特定のビューセットのインポート、編集、および発行を許可するユーザーおよびグループを指定することもできます。
ビューセットに関連する問題のトラブルシューティングについては、ビューセット の FAQを参照してください。