データ フィルタ: ユーザー インタフェース コンポーネント
アイテムのフィールドのデータ フィルタの例を次に示します。
データ フィルタには、データをフィルタできる次のユーザー インタフェース コンポーネントが含まれています。
コンポーネント | 説明 |
テキスト フィルタ | データをテキストで検索します。 |
属性フィルタ | データを属性で検索します。このデータ フィルタには、「アクティブ」、「作成者自身」、「変更日を指定」などの共通属性フィルタが含まれます。 |
結果一覧 | デフォルトで返されるデータ、またはテキスト検索または属性フィルタ (あるいはその両方) から返されるデータ。 |
データの追加 | は結果一覧内で選択したデータを選択一覧に追加します。 |
データの削除 | 選択一覧から選択したデータを削除します。 |
データの置換 | 選択一覧内で選択したデータを結果一覧内で選択したデータに置き換えます。 | このオプションは、複数値選択の場合にのみ表示されます。 |
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選択一覧 | 結果一覧から、フィールド、一覧、またはビュー用に選択したデータ。 |
テキストのフィルタ
• 通常、結果は大文字か小文字かにかかわらずアルファベット順に並べられます。たとえば、e と E で始まる結果はすべて 1 つのグループにまとめられます。状態や選択肢アイテムなど、並べ替え順序が管理者によって指定されているデータは例外です。
• 文字列を入力する順序は関係ありません。たとえば、「james riley」または「rileyjames」と入力すると、両者とも「James Riley」を返します。
• 「クエリーの管理」ビューなどでテキスト フィルタを使用する場合、そのテキスト フィルタでは表示列のみが検索されます。たとえば、jriley によって作成されたクエリを「クエリの管理」ビューで検索する場合、「作成者」カラムが非表示になっていると、結果は返されません。
• データ フィルタが表示された後すぐに入力すると、フォーカスがテキスト フィルタに移り、結果が返されます。
お気に入りによるフィルタ
プロセスとワークフロー オブジェクト (クエリ、チャート、レポート、ダッシュボード) をお気に入りとしてマークすると、データ フィルタで簡単に検索できます。「お気に入り」または「お気に入り以外」属性フィルタを使用すると、お気に入りまたはお気に入り以外を検索できます。
フィルタ中のアクティブな値と非アクティブな値
• デフォルトでは、データ フィルタはアクティブな値と以前選択した非アクティブな値を表示しますが、非アクティブな値は結果一覧に表示されないことがあります。アクティブな値は、Windchill RV&S で現在アクティブなユーザー、グループ、ワークフロー プロジェクト、および選択肢アイテムです。非アクティブな値は、Windchill RV&S でもう使用されていない値です。
• 複数値フィールドに非アクティブな値が 1 つ以上含まれている場合、フィールド内の任意の値を変更しようとすると、フィールドを変更しないでおくか、フィールドの非アクティブな値をすべて消去するよう求めるメッセージが表示されます。
フィルタ中のブランクの値
• 規則および複数値フィールドでは、結果一覧から「Unspecified」を選択することによって、未指定またはブランクの値を選択できます。
• 値が既に選択されている単一値フィールドでは、現在の値を選択して
をクリックすると、未指定またはブランクの値が選択されます。
フィルタでのユーザーおよびグループ
• ユーザー値に自分の名前を選択するには、結果一覧から自分の名前または「Me」(現在ログイン中のユーザー) を選択します。
| 「Me」を指定すると、クエリ、チャート、レポート、およびダッシュボードを他のユーザーと共有する場合に役立つことがあります。たとえば、自分に割り当てられたすべての不具合を表示するクエリーで「Me」を指定しておけば、他のユーザーも同じクエリーをそのまま使用して自分に割り当てられている不具合を表示することができ、クエリーを変更したりコピーしたりする必要はありません。 |
• Windchill RV&S をユーザー値として選択するには、結果一覧から「System」を選択します。「System」は、Windchill RV&S で作成または変更されたアイテム (計算フィールドなど) について表示したり通知を受けたりする場合に指定すると便利です。たとえば、計算フィールドを含むアイテムが更新されたときに電子メールを送信する電子メール通知規則を作成した場合、計算フィールドが計算されるたびに Windchill RV&S から電子メールが送信されます。この場合、フィールドが計算される頻度によっては、電子メールを複数回受信することになります。変更が Windchill RV&S での計算フィールドの再計算によるものだけの場合にそのアイテムに関する電子メールを受信しないようにするには、アイテムの変更者が「System」の場合には電子メールを送信しないように規則を設定します。
• システムで LDAP 認証を使用している場合は、Windchill RV&S のすべてのユーザー一覧にユーザーのフル ネームが表示されます。ユーザーのフルネームの属性が LDAP サーバーにない場合や、ユーザーのフルネームのエントリがブランクになっている場合は、Windchill RV&S Client のインタフェースにユーザー ID だけが表示されます。
• 「James Riley」や「jriley」など、ユーザーのフル ネームまたはユーザー名を入力すると、同じ結果が返されます。
フィルタ中のライブおよびバージョン付きアイテム
ドキュメント バージョン管理が有効な場合、次の属性フィルタを指定して、ライブまたはバージョン付きアイテムでデータをフィルタすることができます。
• 「アイテムがライブです」は、ライブ アイテムでデータをフィルタします。
• 「アイテムがバージョン付きです」は、バージョン付きアイテムでデータをフィルタします。
ショートカット キーのフィルタ
データ フィルタ操作を実行するショートカット キーは次のとおりです。
ショートカット キー | 操作 |
Esc | データ フィルタを閉じ、変更をすべてキャンセルします。 |
Enter | 選択したデータを適用してデータ フィルタを閉じます。複数値選択の場合は、選択されているデータが適用されますが、データ フィルタは開いたままであるため、追加の値を選択できます。 |
上方向キー | 結果一覧内を上に移動します。 |
下方向キー | 結果一覧内を下に移動します。 |
Ctrl + プラス記号 | 選択したデータを結果一覧に追加します。 |
Ctrl + マイナス記号 | 選択したデータを結果一覧から削除します。 |
F12 | 選択一覧内で選択したデータを結果一覧内で選択したデータに置き換えます。 |
Ctrl + A | 結果一覧内のすべてのデータを選択します。 |
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