サーバー管理 > アイテムのタイプ属性 > 重複検出の構成
  
重複検出の構成
Windchill RV&S には、Windchill RV&S データベース内の重複するアイテムを検出する機能が用意されています。この機能を使用すると、欠陥などのアイテムを作成するときに、重複の可能性があるアイテムを検出してから新しいアイテムを送信できるようになります。重複アイテムの検索機能は、同じ Windchill RV&S タイプのアイテムに使用が限定され、定義済みの短いテキストフィールドに対して実行されます。
あるタイプに対して重複検出が有効な場合、ユーザーがそのタイプの新規アイテムを作成すると、重複の可能性があるアイテムの検索が自動的に開始され、定義済み検索フィールドからフォーカスが移動します。重複するアイテムが見つかった場合は、「重複の可能性があるアイテムが見つかりました」 リンクをクリックして重複するアイテムを表示できます。検索フィールドへの入力が完了する前に、「重複の可能性があるアイテム」 リンクをクリックして重複の検索を開始することもできます。
実際の重複が見つかった場合、ユーザーは新規アイテムを作成する代わりに、そのアイテムにメモを追加できます。このように、重複検出機能は、Windchill RV&S データベースに追加される新しい重複アイテムの数を減らす効果があります。
あるタイプに対して重複検出が必須に設定されている場合、ユーザーは 「重複の可能性があるアイテム」ビューに表示されたリストをレビューしてからでないと、そのタイプの新規アイテムを保存できません。
* 
重複の検索によって一致するアイテムが返されない場合、または新しいアイテムの保存時に検索が実行中の場合は、そのタイプのアイテムを作成できます。
また、重複検出機能は、マネージャおよび変更レビュー チーム向けのアイテムの管理と並べ替えに対応しているため、データベース内の重複アイテムの管理に関連したコストを削減する効果もあります。また、GUI で「潜在的な重複の表示」(Web では 「潜在的な重複のアイテムの表示」) を選択するか、または CLI で im viewduplicates を実行することにより、重複検出機能を使用して Windchill RV&S データベース内の既存の重複エントリを特定し、消去することもできます。この検索機能では、指定したタイプの類似したアイテムを特定できます。
重要な考慮事項
重複検出が有効になっている場合、ユーザーは新規アイテムの 「重複の可能性があるアイテム」 をクリックするか、メニューの 「重複の可能性があるアイテムを表示」 を選択することで、重複している可能性があるアイテムを検索することを指定できます。
あるタイプに対して「重複検出が必須」オプションを選択すると、ユーザーはそのタイプの新規アイテムを作成するときに、重複の可能性があるアイテムのリストをレビューしてからでないと、新規アイテムを保存できません。
重複アイテムを検索する場合、デフォルトの結果数は 20 個です。
「重複検出を有効」オプションを選択解除すると、ユーザーは重複検出機能を使用できなくなります。
指定された検索フィールドは短いテキスト フィールドでなければなりませんが、短い計算テキスト フィールドや、短いテキスト フィールドに対するフィールド値属性であってはなりません。デフォルトで、検索フィールドは「Summary」に事前設定されます。
短いテキスト フィールドに対して重複検出の検索機能を使用するには、「テキスト検索インデックスの作成」 オプションを選択することによって、作成したフィールドのテキスト検索インデックスも有効にする必要があります。短いテキスト フィールドの構成の詳細については、短いテキスト フィールド: 値タブを参照してください。
重複アイテムの検索機能では、一度に同じ Windchill RV&S タイプのアイテムしか検索できません。
重複検出機能はドキュメント タイプでは使用できません。
重複検出の検索機能では、定義済みの検索フィールドに関連性の規則が割り当てられている場合でも、そのフィールドが使用されます。このような場合、Windchill RV&S には、アイテムごとに表示した場合には表示されない検索フィールドの値も表示されます。
ユーザーに表示される重複アイテムは、表示可能なプロジェクトのアイテムのみです。重複するアイテムがユーザーに表示されないプロジェクトに含まれている場合、Windchill RV&S の検索結果にそのアイテムは表示されません。
GUI で重複検出を構成するには