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規則の形式
規則は、一定の条件が満たされた場合の特定の結果を設定するステートメントです。GUI では、規則はノードと条件で構成されます。ノードは、2 つのステートメント (または条件) の関連を記述する論理的なコネクタです。条件は、満たす必要がある要件のステートメントで、ユーザーまたはフィールドの値が関係している場合があります。
論理 and ノードは、指定されたすべての条件が「真」である場合に限り規則の要件が満たされることを示します。
論理 or ノードは、指定された条件の 1 つ以上が「真」であれば規則の要件が満たされることを示します。
論理ノードの配置は、そのノードが規則の意味に与える影響を決定するうえで重要です。
次の例の電子メール通知規則では、新しい変更要求が作成されるたびに、または不具合がユーザーに割り当てられるたびに、ユーザー (Windchill RV&Sadministrator) に通知が送信されるようになっています。or ノードが指定されているので、どちらかのイベントが発生するたびに通知が送信されます。
フィールド値の変更を指定する場合は、規則の条件で「[New Value]」を使用します。条件の一方の部分は変更前のフィールド値を示し、もう一方の部分は変更後のフィールド値を示します。たとえば、上記の規則で指定されている担当ユーザー \<\> 担当ユーザー「新しい値」は、「担当ユーザー」フィールドの新しい値が、アイテムが保存される前の値と等しくないことを示します。言い換えると、アイテムの編集中に 「担当ユーザー」フィールドの値が変更されたことを意味します。
ライブおよびバージョン付きドキュメント モデル アイテムの規則を指定する
ドキュメント バージョン管理が有効な場合、ライブおよびバージョン付きドキュメント モデル アイテムの条件を指定できます。たとえば、イベントトリガー規則を作成し、バージョン付きアイテムのみで実行したり、ユーザーが特定のライブアイテムを編集すると電子メール通知を送信する電子メール通知規則を実行したりすることができます。
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最適な方法として、ライブ アイテムのすべての規則に 「アイテムがライブです」条件を含めることを推奨します。これにより、規則の精度が向上します。
アイテムには、
ライブアイテムのみと一致する規則を定義できます。たとえば、「アイテムがライブです」はライブ アイテムにのみ一致します。
バージョン付きアイテムのみと一致する規則を定義できます。たとえば、「アイテムがバージョン付きです」はバージョン付きアイテムにのみ一致します。
アイテム ID には、
ライブアイテム ID を使用して、単一ライブアイテムに一致するよう規則を定義できます。たとえば、ID is = 123「アイテムがライブです」123 に一致します。
バージョン付きアイテム ID を使用して、単一のバージョン付きアイテムに一致するよう規則を定義できます。たとえば、ID is = 123–1.0 は 123–1.0 に一致します。
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ライブアイテム ID を使用して、ライブアイテムおよびアイテムの全バージョンと一致するよう規則を定義することはできません。
ライブまたはバージョン付きアイテム ID を使用して、さまざまなライブまたはバージョン付きアイテム (たとえば ID is > 123-1.0 and < 123-2.0 など) に一致するよう規則を定義することはできません。
ドキュメント ID には、
ライブ ドキュメント ID を使用して、単一ライブ ドキュメントと一致するよう規則を定義できます。たとえば、Document ID is = 123 および 「アイテムがライブです」はライブ ドキュメント 123 に含まれるコンテンツに一致します。
バージョン付きドキュメント ID を使用して、単一のバージョン付きドキュメントと一致するよう規則を定義できます。たとえば、Document ID is = 123–1.0 はバージョン付きドキュメント 123–1.0 に含まれるコンテンツに一致します。
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ライブまたはバージョン付きドキュメント ID を使用して、さまざまなライブまたはバージョン付きドキュメント (たとえば Document ID is > 123-1.0 and < 123-2.0 など) に一致するよう規則を定義することはできません。