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IBPL 制約の操作
IBPL 制約を使用して、特定の規則に一致するアイテムに対して制約を設定できます。IPBL 制約は、アイテムに結び付けられた選択肢のコンテンツをフィルタし、指定された規則を満たすアイテムだけを表示します。この規則には、編集中のアイテムと、アイテムに結び付けられた選択肢に表示されるアイテムとの比較を含めることができます。
主要なフィールドと概念
「制約付きのフィールド」は、作成する制約の対象となるフィールドです。IBPL 制約方式の場合、IBPL フィールドを規則の条件として選択することも、制約付きのフィールドとして選択することもできます。ただし、条件と制約の両方に対して、同じ IBPL フィールドを指定することはできません。
タイプをコピーするとき、IBPL 制約もコピーされます。
例: IBPL 制約
IBPL 制約は、アイテムの「プロジェクト」フィールドに基づいて、フィールドの選択をさらに絞り込む場合に便利です。たとえば、Test Objective を表す 1 つのアイテムタイプ (計画済みテストのスコープされた作業量) と、Test Session を表す 1 つのアイテムタイプ (計画に対するテストのインスタンス) を使用する「テスト管理」のシナリオを考えてみます。この場合、計画に対して実際のテスト実行のメトリックをロールアップできるように、Test SessionTest Objective に関連付けることが重要です。Test Session を簡単に作成するため、必要なステップを簡素化する必要があります。これにより、ユーザーは IBPL を使用して、関係する Test Objective を選択するだけで済みます。デフォルトでは、IBPL には多数の Test Objective オプションが表示されます。一貫性を維持し、ユーザー入力でのエラーを避けるため、「Test Session」のプロジェクト フィールド値に一致するプロジェクト フィールド値を持つテスト目標のみに、「Test Objective」IBPL の値を制限できます。これにより、ユーザーは、定義した同一のプロジェクト内のテスト目標のみにテスト セッションを関連付けられるようになります。
この規則は次のように定義されます。
(field ["Project"]=field'["Project"])
次の例に示す IBPL 制約は、現在編集中または作成中の「プロジェクト」フィールドに一致する値のみがアイテムの「Project」フィールドに含まれるように、「Test Objective」IBPL フィールドをフィルタ処理します。これにより、プロジェクト内のアイテムのみが選択可能になります。