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イベント トリガのコンテキスト
コンフィギュレーション管理のイベント トリガーには、グローバルとプロジェクトの 2 つのコンテキストがあります。
サーバー側のトリガはすべて、Windchill RV&S Server 上で構成されます。各コンテキストには、イベント トリガーを定義する JavaScript 要素が含まれます。イベント トリガーの各タイプは、互いに独立して作成および管理できます。これにより、さまざまなプロジェクトの同一のイベントに対して異なるイベント トリガーを定義したり、環境内でグローバルに適用されるイベント トリガーを定義したりできます。
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共有サブプロジェクトを操作するとき、Windchill RV&S では、コンフィギュレーション管理プロジェクト階層内の相対的な名前ではなく、ファイル システム内にあるサブプロジェクトの実際の名前を使用します。これにより、異なるコンフィギュレーション管理プロジェクトにまたがる変更パッケージの可搬性が向上します。そのため、Windchill RV&S では、スクリプトによって生成されたクエリー情報を返すときに、共有サブプロジェクトの実際のファイル システム名が使用されます。
グローバル コンテキスト
グローバル イベント トリガーは、すべてのコンフィギュレーション管理操作に対して利用可能であり、アクティブです。管理者は、コンフィギュレーション管理のすべてのユーザーに対して追加手順を定義するために使用される任意の JavaScript 要素のグローバル コンテキストを使用します。
プロジェクト コンテキスト
コンフィギュレーション管理プロジェクト イベント トリガーは、プロジェクト イベント ファイル内で設定されます。通常、プロジェクト コンテキストは、プロジェクト固有の構成プロセスで使用されます。このコンテキストのイベント トリガーは一般に、グローバル コンテキストで定義されたイベント トリガーに追加されます。ただし、グローバル コンテキストのトリガーが上書きされることはありません。プロジェクト コンテキストは、プロジェクトまたはプロジェクトに基づくサンドボックスのいずれかがアクティブな場合にアクティブになります。
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プロジェクト コンテキストで使用できないコンフィギュレーション管理イベントは次のとおりです。New Project および Drop Project