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規則に基づいた変更トリガーの作成
規則に基づいた変更トリガーは、定義された規則と一致する方法でユーザーがアイテムを変更したときに実行されます。すべての変更は、トリガーが実行されたアイテムを変更または作成した元のユーザーが行ったものと見なされます。
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トリガーを使用してユーザーのアクションを防いでいる場合、そのトリガーによってユーザーにエラー メッセージを表示して、ユーザーに対処方法がわかるようにします。
規則に基づいた変更トリガーの作成に必要な一般的な手順を次に示します。
1. 規則に基づいた変更トリガーのタイプを選択します。
2. トリガーの説明を入力します。
3. トリガーの実行時の規則を定義します。
4. トリガーに実行させるスクリプト ファイルをライブラリから選択します。次に、必要に応じてスクリプトにパラメータを指定します。
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ディレクトリ パスなど、パラメータ中のバックスラッシュ (\) は、トリガーを保存して実行した後、切り捨てられます。これを回避するには、スラッシュ (/) を使用します。
5. トリガーの実行時にトリガーによって変更されるフィールドに値を割り当てます (トリガーによってデータベースのフィールド値が変更される場合)。
重要な考慮事項
ユーザーが更新する必要がある各フィールドを、そのユーザーが正式に更新できることを確認します。
アイテムの状態が変更中の場合、状態の移行が有効であることを確認します。
アイテムの状態が変更中で、新しい状態が開いている変更パッケージを許可しない場合、状態が変更される前に、すべての変更パッケージが閉じていることを確認します。
ワークフローの最終状態に必須であるすべてのフィールドに値が含まれていることを確認します。
ドキュメント モデルは変更トリガーについて次の方法で実現されています。
変更トリガーによって次のいずれかの共有アイテムの作成者ノードまたは再利用ノードに対して重要な編集以下のうちの 1 つである任意の共有アイテムの「作成者」または「再利用」ノードに対して:
「作成者」ノードまたは少なくとも 1 つの「再利用」ノードによって参照されている。
2 つ以上の「再利用」ノードによって参照されている (この 2 番目の場合には「作成者」ノードは不要)。
変更トリガーによって共有モードのノードに対しては重要な編集は実行されません。そのような重要な編集が実行されようとした場合、エラーが発生してその編集は中断されます。
確認は、トリガー コードが実行される前に行われます。プレイベント トリガーは、すべての確認が正常に終了した場合にだけ実行されます。トリガーには管理者特権があり、ユーザー権限より優先される場合があることに注意してください。
規則に条件が 1 つしか含まれていない場合は、And および Or ノードを使用する必要はありません。
規則に基づいた変更トリガーに規則が定義されていない場合、トリガーは、Windchill RV&S のどのアイテムでどのユーザーがアクションを実行した場合にも毎回実行されます。
プレイベントとポストイベントのオプションは、スケジュールされたトリガーでは使用できません。
サンプル ディレクトリ (samples/breakLockNotification.js など) に一覧表示されたスクリプトはコンフィギュレーション管理には適用できますが、ワークフローとドキュメントの管理には適用できません。
GUI で規則に基づいた変更トリガーを作成するには