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Windchill RV&S プロセスとワークフローの Windchill RV&S Test 向け拡張機能
ここでは、テスト結果フィールドを実装した結果として生じた Windchill RV&S の変更点について説明します。
ワークフロー領域
説明
トリガー
トリガーは、結果フィールド データを設定および取得できるように拡張されました。
Windchill RV&S の使用可能なビーンの詳細については、次に示す Windchill RV&S Server のホームページにあるイベントトリガーに関する Java のドキュメンテーションを参照してください。
http://localhost:port/documentation/javadocs/triggers/index.html
クエリ
ユーザーは、次の条件に基づいてアイテムを表示するアイテム クエリを作成できます。
テスト結果ごとに関連付けられている
テスト結果を含む
関連アイテムを含むテスト結果を含む
添付ファイルを含むテスト結果を含む
変更日
セッション ID
変更者
評価。例:合格、失敗、またはスキップ)
評価タイプ。具体的にはメトリックの計算に使用されます。
ユーザーは、「結果の注釈」 フィールドおよび定義済みのテスト結果フィールド (pick、integer、float、shorttext、datetime) でクエリーを実行できるようになりました。
フィールド
次のタイプのフィールドのみがサポートされています。
Pick:たとえば、「有用性評価」(値選択、「非常に有用」、「ある程度有用」、「使用困難」) は、ユーザー インタフェースのテストなど、特定タイプのテストに評価を割り当てるために使用される選択値にすることができます。
日付。たとえば、「実行時刻」です。変更時刻ではなく、テストを実行した時刻です。
Shorttext:たとえば、「GPS 座標」(位置ベースのデバイスをテストするために使用される GPS 座標に関するテキスト説明)。
Integer:たとえば、「スループット (kbps)」、「バッテリの寿命 (%)」。
Float:たとえば、「実行時間 (時間単位)」です。
レポート
レポートは、テスト結果に関してテスト セッション、テスト ケース、変更日、変更ユーザー、判定、注釈、添付ファイル、および関連を公開します。ユーザーは、GUI または Web でレポート ウィザードおよびレポート テンプレート エディタを使用して、レポートを作成します。
また、次のテスト結果タグはレポート レシピのみで使用され、レポート ウィザードに対して GUI で結果フィルタ パネルを表示するように指示します。
<%testresultfilter%> は、レポート レシピのみで使用され、ウィザードに対して GUI で結果フィルタ パネルを表示するように指示します。
<%testresultfilter%>
<%begintestresultdetail%> タグと <%endtestresultdetail%> タグの間に配置する必要があります。
<%testresultfilter%> タグは、レポート テンプレートでは <%filter%>...<%endfilter%> に置き換えられます。「...」は、レポート ウィザードで入力したフィルタ テキストです。テンプレートを手動で作成する場合は、<%filter%>...<%endfilter%> タグのみが使用されます。
レポートが実行されると、<%testresultfilter%> タグがウィザードで定義されたフィルタに置き換えられてから、結果に適用されます。
関連についてレポートするときは、基本的に <%relationshipfilter%> と同様の動作になります。ただし、関連規則およびテスト結果でフィルタを使用する点が異なります。
* 
<%testresultfilter%> タグは、その中に含まれるアイテムをサポートしません。
CLI コマンド
--testResult がオプションとして次のコマンドに追加されました (現在、マニュアル ページには記載されていません)。
im create/edit/viewtypeim types
im create/edit/viewfieldtm resultfields