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修正プログラムのロールバック
修正プログラムをロールバックすると、修正プログラムでインストールされた更新済みのクラス ファイルが削除されます。Windchill RV&S Server でロールバックされた修正プログラムを Windchill RV&S Client でロールバックする必要はありません。クライアントは、修正プログラムがロールバックされた Windchill RV&S Server に引き続き接続できますが、server.log ファイルには、クライアントにインストールされている修正プログラムが Windchill RV&S Server に存在しないことを示す警告が記録されます。
以前にリリースされた修正プログラムの削除処理が含まれるサービス パックをロールバックすると、削除された修正プログラムがサーバーとクライアントで復元されます。
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このロールバックプロセスは、Windchill RV&S Server にインストールされ、パッチ配布ユーティリティを使用してクライアントに配布された修正プログラムに対してのみサポートされます。個別にインストールされたカスタム修正プログラムやテストされていない修正プログラムは、対象になりません。
rollback オプションは、最も新しくインストールされた更新に対してのみ使用することができます。修正プログラムとサービス パックの組み合わせや、複数の修正プログラムをロールバックすることはできません。
複数サーバー環境では、すべてのサーバーを同じ修正プログラム レベルに維持する必要があります。複数サーバー環境でプロキシがプロジェクトをローカルにホストしている場合は、そのプロキシも同じ修正プログラム レベルに維持することが重要です。複数のサーバーにサーバー側修正プログラムとクライアント側修正プログラムをインストールし、その後に 1 台のサーバーで修正プログラムをロールバックした場合は、すべてのサーバーで修正プログラムをロールバックすることをお勧めします。すべてのサーバーでの修正プログラムのロールバックを怠ると、あるサーバーがクライアントに修正プログラムをロールバックするように要求し、別のサーバーがクライアントに修正プログラムをインストールするように要求するという状況が生じます。
ロールバックを行うと、ロールバックされる修正プログラムまたはサービス パックがダイアログに表示されます。サービス パックのロールバックで、アップグレードに関連するスキーマ変更が行われていた場合には、データベースのロールバックも要求されます。
サーバー側修正プログラムのロールバック
クライアント側修正プログラムのロールバック