クライアント側サービス パックのロールバック
Windchill RV&S Client では、対応するサーバー側サービスパックがロールバックされる場合、またはクライアント側サービスパックがサーバーの最大サービスパックポリシーを超える場合に、クライアント側サービスパックをロールバックするように自動的に指示されます。詳細については、
サービス パック ポリシーを参照してください。
サーバーのロールバックを実行せずにすべての接続元クライアントのロールバックができるようにするには、mksis.servicepack.maxClientSP ポリシーに以前のサービス パック バージョンを指定します。以前のサービス パック バージョンを指定すると、すべての接続元クライアントのロールバックが可能になります。
特定の Windchill RV&S Client でサービスパックをロールバックするには、Windchill RV&S Client インストールディレクトリのルートで、次のコマンドを実行します。
PatchClient lib/patchrollback/servicepacknumber.zip
サービスパック番号 は、ロールバックするサービス パック ファイルの番号です。
クライアント側サービス パックのロールバックに関する重要な考慮事項は次のとおりです。
• Windchill RV&S Server に接続するために、Windchill RV&S Client は servicepack.policy ファイルで設定された最小および最大の両方の指示を満たす必要があります。クライアントが最小を満たしていても、最大は満たさない場合、ユーザーはロールバックするように指示されます。
• クライアント側サービス パックのロールバックは、クライアントがサーバーで許可される最大ポリシーを超えているサービス パックに接続している場合に、ユーザーがロールバックを受け入れたときだけトリガーされます。クライアントのロールバックをサーバーのロールバックとは関係なくトリガーするように、ポリシー ファイルを編集することができます。
ロールバックが済んだクライアントがサービスパックのダウンロードを再度要求されないように、Windchill RV&S Server ダウンロードディレクトリからクライアントサービスパックを削除する必要があります。