セキュリティ設定
セキュリティ設定は、次の 2 つの要素で構成されています。
• セキュリティ領域
• 転送プロトコル
セキュリティ領域は、ユーザー アカウントが格納されるリポジトリです。次のタイプの領域がサポートされています。
• OpenLDAP サーバー
• Microsoft Active Directory Services (ADS)
• Sun ONE ディレクトリ サーバー
• サポートされているすべてのサーバー上の RFC 2307 ベース スキーマ
• Novell Directory Services
• UNIX
• MKS ドメイン
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• OpenLDAP、Netscape、RFC 2307、および Novell のセキュリティ領域は、security.properties ファイルで事前に構成されたセキュリティ設定の定義で、すべて ldap セキュリティ領域として定義されます。
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転送プロトコルは、接続でパスワードおよびデータの送信に使用されるプロトコルです。次のいずれかになります。
• クリア接続で送信する (security.properties の clear )
• セキュアな SSL ポート上で送信する (security.properties の private )
各セキュリティ領域では、単一の認証ドメインが使用されます。認証ドメインは、資格情報を確認するために使用されるメカニズムです。次の認証ドメインがサポートされています。
• Kerberos
• Kerberos シングル サインオン
• LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)
• UNIX
• MKS ドメイン
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Windchill RV&S では、ユーザー名にコロン (:) を使用できません。
Windchill RV&S では、ユーザー名とログイン ID に @ 記号を含めることができます。@ 記号を使用するには、実行中の Windchill RV&S Server、Windchill RV&S Client、およびすべての Windchill RV&S プロキシが最新バージョンである必要があります。
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セキュリティ設定は次のように定義されます。
installdir/config/properties/security.properties
installdir は、Windchill RV&S Server がインストールされているディレクトリのパスです。
サポートされている領域に基づいたセキュリティ設定は、security.properties ファイルで事前に構成されます。セキュリティ設定の特別な要件がある場合は、PTC 技術サポートにお問い合わせください。
セキュリティを設定するには、次の手順に従います。
• セキュリティ設定を選択します。
• セキュリティ設定の必須設定を構成します。
• Secure Sockets Layer Set を設定します。