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追加の領域設定
Windows または Windows SSO のセキュリティ領域でセキュリティ設定を使用している場合、security.properties の次のプロパティのコメントを解除し、値を指定する必要があります。
mks.security.kerberosRealmName
mks.security.kdcAddress
* 
領域名は大文字で入力する必要があります。領域名を大文字で入力しないと、ユーザーはログインできません。
ネットワーク管理者に連絡して、セキュリティ領域の名前およびアドレスを取得します。Kerberos SSO を使用している場合、これらのプロパティの値は、ktpass コマンドで指定されたドメイン名と一致する必要があります。
複数のドメインを指定するには、security.properties の次のプロパティのコメントを解除し、値を指定します。
mks.security.kerberosRealmName
mks.security.kdcAddress
mks.security.kerberosRealmName.1
mks.security.kdcAddress.1
mks.security.kerberosRealmName.2
mks.security.kdcAddress.2
フォレストのルート ドメインまたはメイン ドメインはデフォルト設定で指定します。子は別の設定で指定します。次に例を示します。
mks.security.kerberosRealmName=ABCDOMAIN.COM
mks.security.kdcAddress=hqntdc1.ABCDOMAIN.COM:88
mks.security.kerberosRealmName.1=CHILD1.ABCDOMAIN.COM
mks.security.kdcAddress.1=hqchild1.CHILD1.ABCDOMAIN.COM:88
mks.security.kerberosRealmName.2=CHILD2.ABCDOMAIN.COM
mks.security.kdcAddress.2=hqchild1.CHILD2.ABCDOMAIN.COM:88