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ユーザーのフル ネームのサポート
Windchill RV&S Server では、LDAP 準拠のセキュリティ領域および MKS ドメインでのユーザーのフルネームがサポートされています。これを有効にすると、すべての Windchill RV&S インタフェースには、ユーザーのフル ネームが括弧付きの対応するユーザー ID とともに表示されます。たとえば James Riley (jriley) のようになります。また、すべての Windchill RV&S ユーザー一覧、Windchill RV&S に統合された Rational Application Developer、および Windchill RV&S に統合された Eclipse でも、ユーザーのフル ネームが表示されます。
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Authorization Administration のインタフェースには、ユーザーのフル ネームではなくユーザー ID が表示されます。
ユーザーのフル ネームの属性がセキュリティ領域にない場合、またはユーザーのフル ネームのエントリがブランクになっている場合、クライアント インタフェースにはユーザー ID が表示されます。
ユーザーのログインや認証が必要な場所では、LDAP ユーザーのフル ネームではなく、ユーザー ID を入力する必要があります。同様に、ユーザーの ID が一意であることを確実にするため、MKSSI_USER 環境変数には、ユーザーのフル ネームではなくユーザー ID が含まれている必要があります。
ユーザーのフル ネームのサポートを有効にする前に、次の点に注意してください。
ユーザーのフル ネームのサポートを有効にする際にロックされたリビジョンでは、ユーザーのフル ネームは表示されません。リビジョンのロックを解除し、再びロックすると、ユーザーのフル ネームが表示されます。
ユーザーのフル ネームのサポートを有効にする前のデータが含まれている長いテキスト フィールドには、ユーザーのフル ネームではなく、ユーザー ID のみが表示されます。このフィーチャーを有効にした後のフィールドへの追加には、ユーザーのフル ネームが含まれます。
LDAP 準拠のセキュリティ領域を使用している場合、Windchill RV&S Administration Client ではユーザーのフルネームを編集できませんが、LDAP セキュリティ領域ではユーザーのフル ネームを編集できます。
MKS ドメイン セキュリティ領域を使用している場合は、ユーザーのフル ネームを編集できます。Windchill RV&S での変更内容を表示するには、ユーザーおよびグループを更新する必要があります。MKS ドメインの操作の詳細については、『Windchill RV&S Installation and Upgrading Guide 』を参照してください。