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リアルタイム リモート アクセス
FSA 開発環境では、コンフィギュレーション管理を使用する開発者はプロジェクト全体を見渡すことができます。ユーザーはプロキシと通信し、プロキシはホスト サーバーと通信します。プロキシは必要なプロジェクト情報をディスクやキャッシュに保存し、TCP/IP を使ってホスト サーバーと最新情報について通信します。
ファイルをチェックアウトすると、そのファイルはマスタ リポジトリからチェックアウトされますが、ソース データはプロキシから提供される場合があります。チェック アウトされたファイルのステータスは、場所にかかわらずすべてのユーザーが確認できます。そのファイルをチェックインすると、最新の情報が常に利用できるようにマスタ リポジトリにチェックインされます。
レプリケーション/同期化モデルでは、ユーザーは通常、それぞれのローカル サーバーに所有さる同じプロジェクトの別々のブランチで作業します。すべてのブランチでの作業内容を統合するために定期的な同期化プロセスまたはマージ プロセスが必要になり、これには手作業での競合解決も含まれます。
FSA 開発環境では、ローカル サイトとリモート サイトのユーザーが、同じプロジェクトの同じブランチで同時に作業できます。リモート ユーザーが利用できるプロジェクト情報はローカル ユーザーが利用できる情報と同じなので、ブランチとマージは分散型開発に必要なくなります。
既知のすべてのプロジェクトについて、プロキシは新たにチェックインされたリビジョンや追加されたメンバーのバルク データを自動的にダウンロードします。