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si.properties に格納されるコンフィギュレーション管理のプロパティ
プロパティ
説明
si.loggingLevel=
サーバー側のログを有効にします。
デフォルトは 0 (オフ) です。
si.serverRootDelimiter=
このプロパティは使用されません。
si.serverRoot=
このプロパティは使用されません。
si.browsingEnabled=
このプロパティは使用されません。
si.repositoryRootDelimiter=
si.repositoryRoot プロパティで複数のリポジトリ ルート ディレクトリを区切るために使用される区切り記号。
デフォルトはカンマです。それ以外の場合は、ユーザーが指定した区切り記号がサーバーで使用されます。スペースは有効な区切り記号ではありません。
si.repositoryRoot=
ユーザーがリポジトリの閲覧を開始するルート ディレクトリ。
デフォルトは設定されません。
si.repositoryBrowsingEnabled=
クライアントがリポジトリを参照できるかどうかを指定します。
デフォルトは true です。
si.Cache.default.<propertyName>=<value>
Windchill RV&S Server (サーバーまたはプロキシ) 内のすべてのキャッシュによって使用される特定のプロパティのデフォルト値。
si.ProxyCache.default.<propertyName>=<value>
Windchill RV&S Server 内のすべてのプロキシキャッシュによって使用される特定のプロパティのデフォルト値。
si.ServerCache.default.<propertyName>=<value>
サーバー キャッシュのみに使用される特定のプロパティのデフォルト値。
si.ProxyCache.<alias>. <propertyName>=<value>
(<alias> によって定義される) プロキシ サーバーによって使用される特定のプロパティの値。
si.ServerCache.default.bulkMemSize=
si.ProxyCache.default.bulkMemSize=
プロキシおよびサーバーのバルク データ キャッシュの最大使用メモリ。キャッシュ サイズはキロバイト (k/K)、メガバイト (m/M)、またはギガバイト (g/G) で指定します。
デフォルトは 30M です。
si.ServerCache.default.bulkDiskHardLimit=
si.ProxyCache.default.bulkDiskHardLimit=
ソフトウェアのコンフィギュレーション管理 (サーバーとプロキシ) に対する一括データキャッシュのディスクのハード制限値。このサイズはキロバイト (k/K)、メガバイト (m/M)、またはギガバイト (g/G) 単位で指定し、対応する bulkDiskSize プロパティで指定されているサイズ以上の値にする必要があります (例: 1000M)。このサイズを超える量のデータを一括データキャッシュに追加しようとすると、システムが一時的に停止し、一括データキャッシュのコンテンツが削除されるまで待機することになります。
デフォルト値は 0 です。この場合、ハード制限はありません。
si.Cache.default.bulkDiskSize=
si.ProxyCache.default.bulkDiskSize=
プロキシとサーバーのバルク データ キャッシュに割り当てられるディスク領域。キャッシュ サイズはキロバイト (k/K)、メガバイト (m/M)、またはギガバイト (g/G) で指定します。
デフォルトは 25G です。
値は、「メンバーの追加」または 「チェックイン」コマンドによってアーカイブに追加された最大メンバーリビジョンより大きくなければなりません。
si.ServerCache.default.bulkRootDir=
si.ProxyCache.<alias>.bulkRootDir=
プロキシとサーバーのバルク データ キャッシュの場所。
デフォルトの場所は、サーバーではインストールディレクトリ/server/mks/bulk、プロキシではインストールディレクトリ/server/mks/<proxyalias>/bulk です。
絶対パスで指定します。
si.ServerCache.default.size=
si.ProxyCache.default.size=
プロキシおよびサーバーのキャッシュの最大使用メモリ。キャッシュ サイズはキロバイト (k/K)、メガバイト (m/M)、またはギガバイト (g/G) で指定します。
デフォルトは 16M です。最大値は 2G/2048M です。
si.ProxyCache.<alias>.rootDir=
プロキシのメタデータ キャッシュの場所。
デフォルトの場所は インストールディレクトリ/server/mks/<proxyalias>/metadata です。
絶対パスで指定します。
si.Cache.default.journalHighWater=
si.Cache.default.journalLowWater=
イベントのジャーナルの上限値と下限値を設定します。Windchill RV&S Server では、すべてのイベントのジャーナルが維持され、切断やサーバー再起動の後にクライアントとプロキシを同期できます。ジャーナル エントリの数を大きくすると、長時間故障した場合でもクライアントまたはプロキシのキャッシュが完全に消去されずに済みます。
デフォルトは次のとおりです。
si.Cache.default.journalHighWater=100000
si.Cache.default.journalLowWater=80000
si.Cache.default.journalClientEventCountLimit=
クライアント同期の制限。故障がこの制限を超えた後にクライアントが再接続すると、クライアント キャッシュが消去されます。デフォルトは 20000 です。
si.Cache.default.maxServerPoolSize
並列キャッシュ フィードに使用するユーザーの最大数。デフォルトは 30 です。
si.Cache.default.evtQueueWarningLimitClient
si.Cache.default.evtQueueErrorLimitClient
si.Cache.default.evtQueueWarningLimitProxy
si.Cache.default.evtQueueErrorLimitProxy
イベント キューのイベントの数がここで設定した数値に達すると警告がログに記録されます。
イベント キューのイベントの数がここで設定した数値に達するとクライアントまたはプロキシが接続解除されます。
イベントをクライアントに伝播するときのデフォルトです。
si.Cache.default.evtQueueWarningLimitClient=100si.Cache.default.evtQueueErrorLimitClient=200
イベントをプロキシに伝播するときのデフォルトです。
si.Cache.default.evtQueueWarningLimitProxy=500si.Cache.default.evtQueueErrorLimitProxy=1000
si.Cache.default.evtQueueWarningIntervalClient
si.Cache.default.evtQueueWarningIntervalProxy
ここで設定する時間間隔以上、キューが警告制限を超えたままの状態が続くと、再び警告が発生します。
デフォルト (秒): 60
si.default.filterTopLevelProjects=
true の場合、Windchill RV&S によって登録プロジェクト一覧がフィルタされ、プロキシとサーバーに対して登録プロジェクト一覧を開くための権限を持っているユーザーだけが表示されます。false の場合、プロキシとサーバーに対して、登録プロジェクト一覧はフィルタされません。デフォルトは false です。
si.<serveralias>.filterTopLevelProjects=
true に設定すると、Windchill RV&S によって登録プロジェクト一覧がフィルタされ、指定されたターゲットサーバー上で登録プロジェクト一覧を開くための権限を持っているユーザーだけが表示されます。false に設定すると、指定したターゲット サーバーで登録プロジェクト一覧がフィルタされません。
デフォルトは false です。
si.default.autoFetchNewRevisions=
true の場合、プロキシは新たにチェックインされたリビジョンや追加されたメンバーのバルク データを自動的にダウンロードできます。false の場合、新しいリビジョンのバルク データはプロキシによって自動的にダウンロードされません。
デフォルトは true です。
si.<serveralias>. autoFetchNewRevisions=
新しくチェックインしたリビジョンや追加したメンバーのバルク データを自動的にダウンロードして、特定のエイリアスのデフォルト動作を上書きするかどうかを指定します。
デフォルトは true です。
si.default.restrictArchiveAccess=
アクセス制御リスト (ACL) システムでアーカイブ レベルの権限の解決が制御されます。
true の場合は、FetchRevision 権限がアーカイブ レベルで制御されます。
false の場合、サーバーはアーカイブ レベルの ACL 権限チェックをスキップして、親プロジェクト レベルの権限チェックに依存します。
デフォルトは true です。
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MKS Federated Server™ アーキテクチャ (FSA) を使用している場合は、プロキシ サーバーの si.properties ファイルに si.default.restrictArchiveAccess プロパティを手動で追加する必要もあります。
im.user
ワークフローおよびドキュメント サーバーとの通信時に使用するユーザー名。
一部のコンフィギュレーション管理操作 (変更パッケージなど) では、ワークフローおよびドキュメント サーバーと通信することが必要となります。
* 
Windchill RV&S のワークフローおよびドキュメントが Windchill RV&S コンフィギュレーション管理とは別のサーバーで実行される場合にのみ必要です。
ユーザー名は、セキュリティ領域に存在する実際のユーザーであることが必要です。
im.password
ワークフローおよびドキュメント サーバーとの通信時に使用するパスワード。
一部のコンフィギュレーション管理操作 (変更パッケージなど) では、ワークフローおよびドキュメント サーバーと通信することが必要となります。
* 
Windchill RV&S のワークフローおよびドキュメントが Windchill RV&S コンフィギュレーション管理とは別のサーバーで実行される場合にのみ必要です。
im.server
Windchill RV&S ワークフローおよびドキュメントで使用されるサーバーの名前。
一部のコンフィギュレーション管理操作 (変更パッケージなど) では、ワークフローおよびドキュメント サーバーと通信することが必要となります。
* 
Windchill RV&S のワークフローおよびドキュメントが Windchill RV&S コンフィギュレーション管理とは別のサーバーで実行される場合にのみ必要です。
コンフィギュレーション管理のみのインストールの場合は、コメントを解除しておく必要があります。
デフォルトは localhost です。
im.port
Windchill RV&S ワークフローおよびドキュメントで使用されるサーバーのポート。
一部のコンフィギュレーション管理操作 (変更パッケージなど) では、ワークフローおよびドキュメント サーバーと通信することが必要となります。
* 
Windchill RV&S のワークフローおよびドキュメントが Windchill RV&S コンフィギュレーション管理とは別のサーバーで実行される場合にのみ必要です。
デフォルトは現在のサーバーのリッスン ポートです。
si.anonymousUser=
読み取り専用 Web インタフェースの匿名ユーザーの名前。ユーザー名を指定すると、資格情報を照会する代わりに、そのユーザー名と関連するパスワードが使用されます。
* 
ユーザー名は、セキュリティ領域に存在する実際のユーザーであることが必要です。ユーザー名を指定しなかった場合、資格情報の収集処理が通常どおりに実行されます。
si.anonymousPassword=
読み取り専用 Web インタフェースの匿名ユーザーパスワードの名前。ユーザー名を指定すると、資格情報を照会する代わりに、そのユーザー名と関連するパスワードが使用されます。
si.sd.enable=
ステージングと配布を有効にします。
デフォルトは false です。
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Integrity 10.8 以降、ステージングと配布機能のプロパティはサポートされなくなりました。このプロパティは必ず false に設定してください。
si.sd.dataDir=
サーバーでステージングと配布のすべてのアプリケーション データを格納するために使用するディレクトリ ツリー。
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相対パスを指定した場合、そのパスはサーバーのインストール ルートを基準として考慮されます。
デフォルトは server/mks/sd です。
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Integrity 10.8 以降、ステージングと配布機能のプロパティはサポートされなくなりました。
si.locateGovernor=
名前を基準にメンバーまたはサブカテゴリの検索を実行したときや、リビジョンがメンバーリビジョンであるプロジェクトを表示したときに表示する最大オブジェクト数。デフォルトは 5000 です。
ユーザーは、検索の実行時に 「結果の数」 フィールドに値を入力して、名前を基準に検索を実行したときに表示されるオブジェクトの数をさらに制限できます。
si.vault.enable=
「参照による保存」としてマークされているボルトファイルが必要な場合は、このプロパティを True に設定します。
si.vault.location=
このプロパティを使用して、ファイルボルトの場所を指定します。
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ファイルボルト機能を有効にするには、このプロパティファイルで正しいファイルシステムのパスを指定し、サーバーを再起動します。
si.vault.bypassVaultSanityChecksUponStartup=
このプロパティを True に設定すると、サーバーの起動時に、コンフィギュレーション管理ファイルボルトのサニティチェックがバイパスされます。ファイルボルトの詳細については、「コンフィギュレーション管理用のファイルボルト」を参照してください。
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サーバーの起動が失敗した場合、ファイルボルトの破損など、重大な問題が発生している可能性があります。