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ファイルの差異分析を行うときに使用するツールの設定を指定するには
Windchill RV&S には、構成可能なプロパティ diffTools が用意されています。このプロパティを使用すると、指定されたファイルタイプの差異分析を行うときに Windchill RV&S Client で開くサード パーティツールの設定を指定できます。Windchill RV&S Client では、指定したタイプのファイルを差異分析するときに、diffTools プロパティで指定された差異ツールが開きます。
この設定を構成するには、diffTools プロパティを、次の場所にある IntegrityClientSite.rc ファイルに追加する必要があります。
installdir/config/client/
インストールディレクトリ は、Windchill RV&S Client のインストールディレクトリです。
このプロパティの構文は次のとおりです。
diffTools.toolname.extension=extension
ここで
toolname は、使用するサード パーティのツールの名前です。
extension には、定義された差異ツールを使用するファイル タイプのファイル拡張子を指定します (複数のファイル拡張子はカンマで区切られた一覧を使用して指定します)。
次に例を示します。
diffTools=araxis,beyondcompare,beyondcompare2,vdiff32,windiff,mydifftool
diffTools.mydifftool.title=My Diff Tool
diffTools.mydifftool.extension=abc,xyz
この例では、拡張子が abc または xyz のファイルを差異分析の対象として選択した場合、クライアントの My Diff Tool によってそれらのファイルが開きます。
その他の構成情報については、IntegrityClientSite.rc ファイルのコメントを参照してください。差異分析の実行とマージ ツールの設定の詳細については、Windchill RV&S ヘルプセンター を参照してください。