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Derby データベースの自動バックアップ
Windchill RV&S Server では、組み込み Derby データベースの日次バックアップが自動的に実行されます。自動バックアップは、データベースに対して実行する定期的なバックアップに加えて行われるものです。標準のファイル システム バックアップ中にデータベースが使用されている場合は、Derby には特別なバックアップ手順がないため、これを行う必要があります。
デフォルトでは、Windchill RV&S Server では、組み込み Derby データベースのバックアップコピーが 24 時間ごとに自動的に作成されます。バックアップのデフォルトの時刻は真夜中 (00:00) です。バックアップ コピーは、デフォルトで次のディレクトリに保存されます。
installdir/bin/backup
組み込み Derby データベースのバックアップ ディレクトリを変更するには、mksis.databaseBackupLocation プロパティを変更します。このプロパティは次の場所にあります。
installdir/config/properties/is.properties
バックアップの時間は、is.properties ファイルの mksis.repository.backuptime プロパティによって制御されます。
時刻を設定する値を変更できます。形式は HH:MM です。ここで、HH は 0 ~ 23 の時間、および MM は 0 ~ 59 の分です。たとえば、定期的なデータベース バックアップが 23:00 に実行される場合は、自動バックアップ時刻を mksis.repository.backuptime=22:30 と設定できます。
一度に保存されるバックアップは 1 つだけです (つまり、各サイクルで 1 つのバックアップが保存され、次のサイクルで上書きされます)。