Secure Sockets Layer (SSL)
Windchill RV&S Agent の Secure Sockets Layer (SSL) プロトコルは、インターネット アクセスにおいて強固な安全性を提供します。SSL を使用して接続すると、その接続におけるプライバシー、認証、およびメッセージの整合性が保証されます。
SSL プロトコルにより、暗号化および認証されたインターネット通信が可能になります。SSL 接続では、Windchill RV&S Agent にはセキュリティ証明書が必要です。双方が送信データを暗号化して、対象の受信者のみが情報を読み取れるようにします。
Windchill RV&S Agent は、US Encryption Export Control Regulations に準拠しています。デフォルトでは、SSL の暗号化強度は 128 ビット暗号化です。
SSL を有効にして
Windchill RV&S Agent を使用するには、
Windchill RV&S Agent を実行しているマシンの証明書を取得する必要があります。証明書が存在する場合は、その証明書をキーストアにインポートして使用することができます (
Configuring Windchill RV&S Agent for Your Windchill RV&S Serverを参照)。VeriSign (
http://www.verisign.com) などの認証局 (CA) によって署名される新しい証明書を作成する方法については、
Creating Signed Windchill RV&S Agent Certificatesを参照してください。
Windchill RV&S Agent 証明書を使用するためのシナリオは次のとおりです。
• 新しい証明書の作成
◦ 証明書が既知の CA によって署名されています。
◦ 証明書が既知でない可能性のある CA によって署名されています。
◦ 自己署名の新しい証明書を使用しています。
• 既存の証明書のインポート
◦ 証明書が既知の CA によって署名されました。
◦ 証明書が既知でない可能性のある CA によって署名されました。
◦ 証明書は自己署名されました。
SSL の有効化
SSL 接続を保護する前に、
Windchill RV&S Agent が稼働しているマシンの
Windchill RV&S Agent 証明書を取得する必要があります。
Windchill RV&S Agent の証明書が存在する場合は、
Windchill RV&S Agent Configurationを参照してください。
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SSL 接続を有効にする場合は、署名済みの証明書を有効にする必要があります。そうでないと Windchill RV&S Agent を起動できません。
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SSL 接続は、次の適切なプロパティ キーを構成すると有効になります。
installdir\config\properties\agent.properties
<インストールディレクトリ>は、Windchill RV&S Agent のインストールディレクトリです。
SSL を有効にするには、次のプロパティ キーを設定します。
mksagent.secure.port=<SSL port number>
0 の値を指定すると、SSL 接続が無効になります。
次のプロパティ キーのパスワードも設定する必要があります。
mksagent.privatekey.password=キーストアパスワード i
