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論理式の記述
ここでは、レビューア/ウォッチャー XML ファイルの表記法で論理式を記述する方法について説明します。
たとえば、a および b がブール変数である場合、論理式 a AND b は次のように変換されます。
<Condition>
<And>
a
b
</And>
</Condition>
ここでは、And の開始タグおよび And の終了タグの間のすべての要素が AND で論理的に連結されます。同様に、a OR b 式は次のように変換されます。
<Condition>
<Or>
a
b
</Or>
</Condition>
DTD で記述されている XML 構文では、条件のネストが許可されています。したがって、上の例の ab を論理条件にすることもできます。たとえば、(a AND b) OR (c AND d) 式は次のように変換されます。
<Condition>
<Or>
<And>
a
b
</And>
<And>
c
d
</And>
</Or>
</Condition>
Or の開始タグと Or の終了タグの間のすべての要素が OR で論理的に連結されます。したがって、
<And>
a
b
</And>
<And>
c
d
</And>
の 2 つの式が OR で連結されることになります。より複雑な例として、(( (a AND b) OR (c AND d) ) OR (e AND f)) AND (g OR h) は次のようになります。
<Condition>
<And>
<Or>
<Or>
<And>
a
b
</And>
<And>
c
d
</And>
</Or>
<And>
e
f
</And>
</Or>
<Or>
g
h
</Or>
</And>
</Condition>
DTD では、次の形式の表現は明示的に禁止されています。
<Condition>
<Or>
<And>
a
b
</And>
c
</Or>
</Condition>
c がリーフ条件である場合 (たとえば、IssueFieldConditionChangePackageFieldCondition、または ChangePackageEntryFieldCondition のいずれか)、リーフ条件は、常に論理演算子 (And または Or のいずれか) の開始タグと終了タグに囲まれている必要があります。