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ワークフロートとドキュメントの権限
ワークフローとドキュメントの ACL により、ワークフローとドキュメントに関連する、さまざまな管理機能やユーザー機能へのアクセスが許可されます。Windchill RV&S Server 管理者は、以下の操作を行うための権限を誰に与えるかを制御できます。
アクセスしてログイン
プロジェクトとタイプの管理
変更パッケージ タイプに対する権限のカスタマイズ
ユーザーによるクエリの作成方法と電子メールや変更パッケージの操作方法を決定
チャート、レポート、およびダッシュボードの作成
次の表では、Windchill RV&S に付属する mks:im ACL に用意されているデフォルトの権限を示します。
権限
説明
前提条件
Admin
ワークフローとドキュメントに関連する管理機能にアクセスします。ユーザー、グループ、プロジェクト、状態、タイプ、およびフィールドの管理などのタスクを実行するスーパー管理者のための権限です。次のようなタスクに必要となります。
プロジェクト管理者とタイプ管理者を割り当てる。
変更パッケージ タイプに対する権限をカスタマイズする。
他のユーザーが開始した変更パッケージを閉じる。
管理レポート、ダッシュボード、チャート、およびクエリを作成する。
別のユーザーが作成したレポート、ダッシュボード、チャート、およびクエリを共有する。共有しているオブジェクトは削除することもできます。
Windchill RV&S Server アラートメッセージを作成および消去する。
デフォルトでは、Everyone グループに対して Admin 権限が許可されています。
Login
AdminProxy
PTC 技術サポート の場合だけです。プロキシ上で管理機能を実行します。
デフォルトでは、Everyone グループの AdminProxy 権限は消去されています。
Login
AdminServer
PTC 技術サポート の場合だけです。サーバー上で管理機能を実行します。
監査ログを表示する場合に必要です。
デフォルトでは、Everyone グループの AdminServer 権限は消去されています。
Login
CreateChart
チャートを作成します。権限を拒否すると、ユーザーはシステム上に既に存在するチャートだけを使用するように制限されます。チャートについては、Windchill RV&S ヘルプセンター を参照してください。
デフォルトでは、Everyone グループに対して CreateChart 権限が許可されています。
Login
CreateCPType
カスタム変更パッケージ タイプを作成します。カスタム変更パッケージタイプの詳細については、PTC 技術サポートにお問い合わせください。
デフォルトでは、Everyone グループに対して CreateCPType 権限が許可されています。
Login
CreateDashboard
ダッシュボードを作成します。ダッシュボードについては、Windchill RV&S ヘルプセンター を参照してください。権限を拒否すると、ユーザーはシステム上に既に存在するダッシュボードだけを使用するように制限されます。
デフォルトでは、Everyone グループに対して CreateDashboard 権限が許可されています。
Login
CreateProject
ワークフローとドキュメントの最上位のプロジェクトを作成し、他のプロジェクト管理者を割り当てます。プロジェクト管理者の能力を拡張するための権限です。権限を拒否すると、ユーザーは新しい最上位プロジェクトを作成したり、他のプロジェクト管理者を割り当てることができなくなります。
デフォルトでは、Everyone グループに対して CreateProject 権限が許可されています。
Login
CreateQuery
新しいクエリーを作成します。権限を拒否すると、ユーザーはシステム上に既に存在するクエリだけを使用するように制限されます。
デフォルトでは、Everyone グループに対して CreateQuery 権限が許可されています。
Login
CreateReport
新しいレポートを作成します。権限を拒否すると、ユーザーはシステム上に既に存在するレポートだけを使用するように制限されます。レポートについては、Windchill RV&S ヘルプセンター を参照してください。
デフォルトでは、Everyone グループに対して CreateReport 権限が許可されています。
Login
CreateSharedAdmin
クエリー、ダッシュボード、レポート、またはチャートが管理者指定オブジェクトであるかどうかを指定します。
Login
CreateType
新しいタイプを作成するか、既存のタイプを削除します (必須)。
新しいタイプを作成したり、他のタイプ管理者を割り当てたりします。タイプ管理者の能力を拡張するための権限です。権限を拒否すると、ユーザーは新しいタイプを作成したり、他のタイプ管理者を割り当てることができなくなります。
デフォルトでは、Admin 権限に対して CreateType 権限が許可されています。
Login
DeleteItem
任意のタイプのアイテムを削除します。
デフォルトでは、Everyone グループに対して DeleteItem 権限が許可されています。
Login
Login
ログイン アクセスです。権限を拒否すると、ユーザーはワークフローとドキュメントの機能にアクセスできなくなります。
デフォルトでは、Everyone グループに対して Login 権限が許可されています。
none
ModifyDeleteItemRule
自身のタイプのアイテムを削除できるユーザーを指定するタイプ規則を作成または変更します。
デフォルトでは、Everyone グループの ModifyDeleteItemRule 権限は消去されています。
Login
CreateType
ModifyNotification
個人用通知設定を変更します。権限を拒否すると、ユーザーは中央に構成された任意の電子メール通知設定に個人用設定を追加できなくなります。
デフォルトでは、Everyone グループに対して ModifyMyNotification 権限が許可されています。
通知を Web UI で表示できるが、ユーザーにこの権限がない場合、通知は表示されますが、関連付けられたコンポーネントは無効になります。
通知を Web UI で表示できない場合は、「アイテム通知」タブにエラー メッセージが表示されます。
Login
ViewMyNotification
PurgeTestResult
テスト セッションのテスト ケースに対するテスト結果を削除します。テスト結果を削除するコマンドは、CLI でのみ使用できます。テスト結果の詳細については、Windchill RV&S ヘルプセンター を参照してください。
デフォルトでは、Everyone グループに対して PurgeTestResult が許可されています。
Login
ShareToEveryone
クエリ、レポート、チャート、およびダッシュボードを Everyone グループと共有します。
デフォルトでは、Everyone グループの ShareToEveryone 権限は消去されています。
Login
TimeTrackingAdmin
Windchill RV&S のその他のユーザーの代わりに、タイムエントリの作成、編集、削除を行います。タイム エントリを作成、編集、および削除する権限は、通常のアイテム 権限で管理されます。
デフォルトでは、Everyone グループの TimeTrackingAdmin 権限は消去されています。
Login
ViewAdmin
ワークフローとドキュメントに関連する管理情報を表示します。
デフォルトでは、Everyone グループに対して ViewAdmin 権限が許可されています。
Login
ViewChangePackage
ViewChangePackage 権限では、ユーザーが Windchill RV&S で作業しているときに変更パッケージを表示できるかどうかを制御することにより、プロジェクト内の情報へのアクセスを新たなレベルで制御できます。
デフォルトでは、Everyone グループに対して ViewChangePackage 権限が許可されています。
Login
ViewMyNotification
個人用通知設定を表示します。ただし、設定は変更しません。
デフォルトでは、Everyone グループに対して ViewMyNotification 権限が許可されています。
この権限を持たないユーザーが Web UI で 「自分のプロファイル」 リンクをクリックすると、エラー メッセージが表示されます。
Login