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利用可能な権限
利用可能な権限タイプは次のとおりです。Windchill RV&SServer、ワークフローとドキュメント、コンフィギュレーション管理、ビューセット、およびソリューション。
Windchill RV&S Administration Clientを使用して Admin 権限を改訂するには
1. Windchill RV&S Administration Client「Windchill RV&S」ビューを開き、「権限」セクションをクリックして展開表示します。mks:im ACL のグローバル権限情報が表示ペインに表示されます。
mks:im のデフォルトの ACL エントリはeveryone という名前のグループですACL エントリはプリンシパルと権限で構成されることに注意してください。この場合は、Admin 権限が割り当てられています。
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デフォルトの状態では、everyone グループに対してAdmin 権限が許可されています。
まず、新しい ACL エントリを追加し、ワークフローとドキュメントへの完全なログイン アクセスを自分自身または自分が属するグループに割り当てる必要があります。新しい ACL エントリを追加するには、「グローバル」mks:im ACL を強調表示し、右クリックしてショートカット メニューから「新規作成」を選択します。「追加する ACL エントリの選択」ダイアログボックスが表示されます。
2. 新しい ACL エントリを追加するグループまたはユーザーを 「プリンシパル」 一覧から選択します。たとえば、システム上のワークフローとドキュメントを管理する担当者のユーザー名またはグループ名を選択できます。「追加する ACL エントリの選択」ダイアログボックスにおけるデータのフィルタとアイテムの選択の詳細については、入門ドキュメンテーションのデータ フィルタに関するトピックを参照してください。
3. mks:im Admin 権限を変更するには、インジケータ ボックスをクリックし、許可された状態を示す緑色のプラス記号がこのボックスに表示されるまで状態インジケータを切り替えます。
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プリンシパルを追加したら、「ACL」 メニューから必要なオプションを選択するか、右クリックしてショートカット メニューから必要なオプションを選択して、関連する権限をいつでも編集することができます。メニューオプションには、「権限の許可」「権限の拒否」、および 「権限の消去」が含まれます。
4. 「OK」 をクリックして、メインのWindchill RV&S Administration Client インタフェースに戻ります。選択したプリンシパルの新しい ACL エントリが表示ペインに表示され、そのプリンシパルの Admin 権限が有効になります。
次に、everyone グループの Admin 権限を消去します。
everyone グループの mks:im ACL 権限を設定する場合は、Admin 権限の消去のみを行うように注意する必要があります。
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everyone グループのAdmin 権限を拒否しないでください。拒否すると、このグループ内の管理者を含むすべてのユーザーのログイン権限が拒否されます。管理アクセスを拒否されたユーザーは、ワークフローとドキュメントを設定することができません。
5. everyone グループの mks:im Admin 権限を消去するには、インジケータ ボックスをクリックし、消去された状態を示すブランクのボックスになるまで状態インジケータを切り替えます。
6. 変更を受け入れるには、「OK」 をクリックします。Admin グループの everyone 権限が消去され、選択した管理者ユーザーまたはグループの権限だけが明示的に許可されます。
Windchill RV&SServer 管理者の Admin 権限
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Windchill RV&S Administration Clientを使用して Windchill RV&S を構成するには、Admin ACL 権限が必要です。Windchill RV&Sを管理するには、管理者のユーザー名が適切なグループに含まれているか、そのユーザー名に対して管理権限を明示的に定義する必要があります。
Windchill RV&SAdmin 権限を割り当てられたユーザーはスーパー管理者と呼ばれます。Windchill RV&SServer 管理者は、Windchill RV&S のすべての管理オブジェクトにアクセスできます。これには、ユーザー、グループ、ダイナミックグループ、プロジェクト、状態、タイプ、フィールド、およびトリガーが含まれます。また、スーパー管理者は、プロジェクト管理者やタイプ管理者を割り当てることにより、プロジェクトやタイプの管理責任を委任することもできます。
Admin ACL を使用すると、MKS ドメインからユーザーとグループをインポートすることもできます。この機能には個々の ACL は関連付けられていません。グローバルな Admin 権限がある場合にのみ、この機能を使用できます。
次の表に、Admin ACL に属性として設定される権限の詳細を示します。
コンポーネント
Admin 権限
ワークフローとドキュメント
ViewAdmin
TimeTrackingAdmin
CreateType
CreateProject
CreateCPType
CreateQuery
CreateSharedAdmin
ShareToEveryone
ViewMyNotification
ModifyMyNotification
TimeTrackingAdmin
CreateProject
CreateCPType
CreateQuery
CreateSharedAdmin
ShareToEveryone
ViewMyNotification 
ModifyMyNotification 
コンフィギュレーション管理
ChangePackageAdmin 
ChangePackageAdmin ACL 権限を割り当てられたユーザーは、他のユーザーが開始した変更パッケージを閉じることもできます。
CLI を使用して、mks:im ACL のAdmin ACL 権限をレビューおよび改訂することができます。詳細については、ユーザーとグループの権限: アクセス制御リストを参照してください。
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Windchill RV&Sを管理するユーザーまたはグループに対して、利用可能なすべてのワークフロー権限とドキュメント権限を割り当てることができます。
Windchill RV&SServer 権限
mks ACL のサーバー関連の権限では、サーバーで管理機能を実行するための Windchill RV&S Server のルートレベルの権限を制限します。
管理タスクの分割を補助するために、ViewAuditLog 権限では、割り当てられたユーザー アクセスでサーバー監査ログ ファイルを表示できます。この権限を使用すると、Windchill RV&S Server に対するその他のタイプのアクセスを許可することなく、ユーザーに対してレビュータスクを割り当てることができます。
AdminProxyAdminServerDebugProxyDebugServer などの、FSA に関連付けられている追加の権限があります。これらの権限により、サーバーおよびプロキシにアクセスして管理タスクやデバッグ タスクを実行することができます。FSA 権限は、デフォルトで無効になっています。PTC 技術サポートからの指示がないかぎり、FSA 権限を変更しないでください。
次の表では、Windchill RV&Sに付属する mks ACL に用意されているデフォルトの権限を示します。
権限
説明
AdminProxy
プロキシ上での管理機能の実行を許可します。
PTC 技術サポートからの指示がないかぎり、この権限を変更しないでください。
AdminServer
サーバー上での管理機能の実行を許可します。PTC 技術サポートからの指示がないかぎり、この権限を変更しないでください。
AdminServer 権限が付与されたユーザーもサーバー監査ログ ファイルを表示することがあります。
DebugProxy
プロキシ上での診断機能の実行を許可します。
PTC 技術サポートからの指示がないかぎり、この権限を変更しないでください。
DebugServer
サーバー上での診断機能の実行を許可します。
PTC 技術サポートからの指示がないかぎり、この権限を変更しないでください。
Login
ユーザーのログインを許可します。この権限がないユーザーは、その他の操作を一切実行できません。
前提条件はありません。
ViewAuditLog
ユーザーは、コンフィギュレーション管理、ワークフローおよびドキュメントに関するサーバー操作を追跡する監査ログを表示できます。
Login 権限が必要です。