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日付ベース プロジェクト構成での作業
以下の操作により、日付でプロジェクト構成を指定できます。
Windchill RV&S Client の GUI (グラフィカルユーザーインタフェース) では、「指定の日付」オプションの日付セレクタを使用してプロジェクト構成を指定します。GUI では、指定されたプロジェクト構成が日付ベースでビルドされた「プロジェクト」ビューおよび日付ベースでビルドされた「サンドボックス」ビューとして表示されます。
CLI (コマンドラインインタフェース) では、#a キーワードを、CLI コマンドの -P オプションと --project オプションの構成パスで指定します (詳細については、CLI マニュアルページを参照)。#a を使用して指定したプロジェクト構成は、GUI で日付ベースのビルド プロジェクト ビューおよび日付ベースのビルド サンドボックス ビューとして表示されます。
次は日付ベースのプロジェクト構成で共通する使用法です。
指定の日付でのプロジェクトの表示
指定の日付でのサンドボックスの作成と表示
指定の日付でのサンドボックスのターゲット変更
プロジェクトに指定の日付でのチェックポイントを作成
指定の日付でのプロジェクト情報の表示
重要な考慮事項
日付でプロジェクト構成を開く場合は、現在アクティブな開発パスに対応する「プロジェクトブランチ」オプションでプロジェクトブランチだけを指定します。除外された開発パスに対応するプロジェクトブランチを指定した場合、Windchill RV&S ではそのプロジェクト構成を日付で開くことはできません。
「チェックポイント」ダイアログの「指定の日付」オプションには、特定の日付におけるプロジェクト構成 (日付に基づくプロジェクト構成) を指定します。過去の日付を指定すると、指定された日付で遡及チェックポイントを実行します。
指定の日付でのチェックポイントの作成は、今後使用される予定のない現在のプロジェクト構成にチェックポイントを作成する代わりに、ベースラインとして使用するプロジェクト構成に遡及的なチェックポイントのみを作成することでプロジェクトのチェックポイント総数を減らすために有効な場合があります。指定の日付でのチェックポイントを作成する際の最良事例は、ラベルを指定して今後のチェックポイントの識別をしやすくすることです。
日付に基づくチェックポイントは通常のチェックポイントと同じすべての機能を持っていますが、プロジェクト履歴で使用または表示されるときには、別のものとして認識されます。通常のチェックポイントは、Windchill RV&S のリビジョン ID を使用して識別されます。たとえば、リビジョン 1.1 のプロジェクトにチェックポイントを作成するとリビジョン 1.2 になります。ただし、その日付以前で直近の通常のチェックポイント (日付に基づいていないチェックポイント) がリビジョン 1.1 であるプロジェクトに対して日付に基づくチェックポイントを作成すると、リビジョンの形式は 1.1.0.0.<日付>.識別子 になります。ここで、日付 にはプロジェクト構成の日付 (1970 年 1 月 1 日からののべミリ秒で表示)、および 識別子 には整数 (通常は 0 だが、同時に行われた操作があった場合にはより大きい数字) が入ります。たとえば、日付が 2015 年 1 月 5 日 19 時 51 分 29 秒 (グリニッジ標準時) のプロジェクト構成にチェックポイントを作成すると、そのリビジョン ID は 1.1.0.0.1420487490.0 になります。
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日付に基づくチェックポイントリビジョン ID の書式設定が原因でブランチを視覚的に特定できない場合、グラフィカル履歴ビューを使用してブランチ情報を確認します。
「指定の日付」オプションは、コンフィギュレーション管理 Web インタフェースではサポートされません。