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変更パッケージのエントリビュー
「変更パッケージエントリ」ビューを使用すると、変更パッケージの選択で発生したすべての操作、または選択したアイテムのすべての変更パッケージを確認できます。
ビューでは、開いている変更パッケージおよび閉じている変更パッケージの両方から変更パッケージのエントリがグループ化されます。変更パッケージのエントリの各グループは、指定したアーカイブの最近のエントリが一覧の最初に来るように時系列で並べられます。
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変更パッケージは Windchill RV&S Server のホスト名と関連付けられています。Windchill RV&S Server が複数のエイリアス (完全修飾ホスト名とローカルホスト名など) によって表示されている場合、「変更パッケージエントリ」ビューには、各サーバーエイリアスのエントリのグループが表示されます。Windchill RV&S データベース内の変更パッケージエントリを更新して複数のサーバーエイリアスを統合する方法については、PTC eSupport Portal (http://www.ptc.com/support/integrity.htm) でアーティクル 129093 を参照してください。
ビューには、次の情報が表示される可能性があります。
説明
タイプ
メンバーに対して発生した操作を示す、変更パッケージのエントリのタイプ。
メンバー
操作によって影響されるメンバーまたはサブプロジェクトの名前。
メンバー タイプ
操作によって影響されるプロジェクト要素のタイプ (メンバーまたはサブプロジェクト)。
リビジョン
メンバーまたはサブプロジェクトのリビジョン番号。
作成者
その特定の変更パッケージのエントリに対して変更を行ったユーザーの ID。
変更日
変更パッケージのエントリのタイムスタンプ。
変更パッケージ ID
選択した変更パッケージに関連するアイテムの ID。
プロジェクト
操作が実行されたプロジェクトの名前とパス。操作が共有サブプロジェクトで実行された場合、サブプロジェクトの名前とパスが表示されます。
2 つの異なるプロジェクトが操作に関わっている場合、ビューには 2 つのエントリが表示されます。たとえば、メンバーを 1 つのプロジェクトからもう 1 つのプロジェクトに移動した場合、移動元のプロジェクトのエントリと移動先のプロジェクトのエントリの両方が一覧されます。
バリアント
メンバーが変更されたプロジェクトの開発パスの名前。
場所
変更パッケージのエントリのアーカイブの名前とパス。
追加された行
操作によって追加された行数。バイナリファイルの場合、このフィールドには 0 が表示されます。
削除された行
操作によって削除された行数。バイナリファイルの場合、このフィールドには 0 が表示されます。
追加されたバイト
操作によって追加されたバイト数。
削除されたバイト
操作によって削除されたバイト数。
サーバー
変更パッケージをホストするサーバーの名前。
テキスト
メンバーがテキストファイル (チェックボックスがオン) かバイナリファイル (チェック ボックスがオフ) かを示します。追加または更新されたメンバーにのみ適用されます。
構成パス
エントリが発生したプロジェクトを明確に識別する特定のパス。
サマリー
変更パッケージのサマリー。
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ビューに表示する列と列順序を構成するには、列を右クリックして「列の構成」を選択します。ビュー内で列をクリックし、ドラッグして並べ替えることもできます。列のカスタマイズは保存され、次回クライアントへアクセスするときのために記憶されます。
デフォルトでは、ビューは「変更日」列により時系列で並べ替えられます。変更パッケージのエントリの各グループの最初のエントリは最新のエントリになります。列見出しをクリックすると、ビュー結果はその列によって並べ替えられます。列の並べ替えはグループを並べ替え、グループ内のエントリは並べ替えられません。
ビュー内のすべての行を選択するには Ctrl + A キーを押します。選択した行をコピーするには Ctrl + C キーを押します。コピーされた行はタブ区切りの値でクリップボードに保存され、スプレッドシートやテキストエディタに貼り付けることができます。
変更パッケージまたはアイテムのエントリの選択を反転するには、右クリックで表示されるコンテキストメニューから「選択を反転」を選択します。
「ビュー」 > 「最新の情報に更新」を選択するか、F5 キーを押すことでいつでもビューを更新できます。
正味差異のレビュー
エントリの正味差異をレビューして、変更パッケージのエントリの累積効果を確認できます。「変更パッケージエントリ」ビューで変更パッケージのエントリを 1 つ選択し、「ビュー」メニューか右クリックで表示されるコンテキストメニューで「メンバーの正味差異を表示」オプションを選択します。「Visual Difference」ウィンドウには、選択したメンバーリビジョンと選択した変更パッケージの以前のリビジョン間で行われたすべての変更が一覧表示されます。たとえば、「変更パッケージエントリ」ビューにメンバーリビジョン 1.2 と 1.5 が含まれている場合、リビジョン 1.5 を選択するとリビジョン 1.1 から 1.5 までのすべてのメンバー操作が表示されます。「Visual Difference」ウィンドウには、選択したメンバーが右側に、以前のリビジョンが左側に表示されます。
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ビューで「メンバーの正味差異を表示」オプションを有効にするには、右クリックショートカットメニューをカスタマイズする必要があります。アイテムか変更パッケージのエントリを右クリックして「このメニューのカスタマイズ」を選択し、追加インタラクタ (+) をクリックします。「コンフィギュレーション管理/メンバー」を選択し、「メンバーの正味差異を表示」を選択します。詳細については、ショートカットメニューのカスタマイズを参照してください。
変更パッケージのエントリを複数選択している場合、「メンバーの正味差異を表示」オプションは無効になります。このオプションは、サブプロジェクトのエントリの場合、またはメンバーがすでにプロジェクトに存在しないエントリの場合にも無効になります。たとえば、追加メンバーまたは除外メンバーの操作のエントリを選択した場合、結果として差異情報は得られません。
変更パッケージのエントリのフィルタ
「変更パッケージエントリ」ビューでは、関連する変更パッケージのエントリのみ表示するようにフィルタのオプションを使用できます。大文字と小文字を区別するテキスト検索を使用してフィルタしたり、タイプ、作成、変更日などの属性別にエントリをフィルタしたりできます。
テキスト検索を使用してビューをフィルタするには、「次の文字列を含む <データ名> を表示」テキストフィルタに文字列を入力します。
属性フィルタを使用してビューをフィルタするには、「追加条件」属性フィルタをクリックし、一覧から属性フィルタを選択します。テキスト検索フィルタと属性フィルタを組み合わせて、表示結果をさらに絞り込むことができます。
属性フィルタを削除するには、フィルタ名を選択して「削除」を選択します。
属性フィルタを反転させるには、フィルタ名を選択して「ではありません」条件を選択します。たとえば、Date Changed is today フィルタを反転するには、フィルタをクリックして Date Changed is not today を選択し、今日以外の任意の日付のビューですべての変更パッケージのエントリを表示します。
「タイプ」「作成者」など、複数の値を属性フィルタに選択するには、次のようにします。
1. テキストフィルタにテキストを入力します。
2. 結果一覧で、フィルタを有効にする値を選択して をクリックします。
選択一覧から値を削除するには、値を選択して をクリックします。
選択一覧内のすべての値を結果一覧で選択した値に置き換えるには、 をクリックします。
3. 「OK」をクリックして選択した値を属性フィルタに追加します。
すべてのテキストや属性フィルタをクリアしてビューをデフォルトのビュー設定に回復するには、「追加条件」 > 「リセット」を選択します。
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フィルタは、ビューに表示される列に対してのみ適用されます。フィルタを適用すると、一致するエントリを持つグループが自動的に展開されます。「メンバーの正味差異を表示」オプションは、表示されている最新のエントリと選択したメンバーリビジョンを比較します。