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ソース トレースを更新しない操作の実行手順
最適な方法として、特定の操作が実行されるとソース トレースが維持されるように、その操作の実行方法を変更する必要があります。これにより、変更を行うユーザーはソース トレースを更新して変更を反映できます。
別の方法として、操作に依存しないで無効なソース トレースを特定して修正することもできます。ただし多くの場合、変更を加える操作を実行しないと、正しい新しいソース トレースの特定はより難しくなります。
操作の実行時にソース トレースを更新する
トレースを自動的に更新しないアクションの実行はソース トレースの更新手順を知っている特定のユーザーに限定する必要があります。
そのための一般的な手順は次のとおりです。
1. 操作によって影響を受けるメンバーリビジョンへのトレースを記録します。
2. 影響を受けるメンバーリビジョンへのトレースを削除します。
3. 操作を実行します。
4. 該当する場合は、新しいメンバーリビジョンへのトレースを追加します。
5. 影響を受けるアイテムへのソース トレースを確認します。
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多くの場合、スクリプトでCLI コマンド im viewissueim issuesim viewsourcetraces の出力を利用して現在のトレースを記録できます。その後、記録した情報を改訂し、im editissue CLI コマンドを使用して、正しいトレースを復元します。
操作に依存しないでソース トレースを更新する
ソース トレースのチェック コマンドを実行してソース トレースを確認します。このコマンドによって無効なトレースおよび最新のメンバーリビジョンが参照先でないトレースが識別されます。その後、レポートされた例外を修正できます。この方法はソース トレースを特定して更新するスクリプトの使用に役立つ場合があります。
ソース トレースの確認
1. ソース トレースを確認するアイテムを決定します。
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hassourcelinks フィルタを使用してこれらのアイテムを検索するクエリーを作成します。
2. im checksourcetraces CLI コマンドを実行して、必要なソース リンク フィールドとアイテム ID を取得します。
このコマンドに詳細については、『CLI マニュアルページ 』を参照してください。
3. ソース トレースと検証エラーを確認します。このコマンドは次のことをレポートします。
ソース トレース構成パスが無効であるか (プロジェクト構成パスが変更されたか)
ソース トレースの参照先が現在存在しないか (除外されたか名前を変更されたかどうか)
ソース トレースの参照先が最新のメンバーリビジョンでないか
4. 修正アクションを決定します。このアクションには多くの場合、トレースの参照先にする現在のプロジェクト構成とメンバーリビジョンの選択が含まれます。
5. アイテムを編集して、無効なトレースを除外し、有効なトレースを追加します。