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サンドボックスの構成
CLI EQUIVALENT 
si configuresandbox
サンドボックスの構成を変更する場合、自分で作成した最上位のサンドボックスの「サンドボックス情報」ビューを開き (「サンドボックス」 > 「ビュー」 > 「情報の表示」を選択)、「標準」パネルで適切なオプションをオンにします。
メンバーのチェックイン時にサンドボックスでワーク ファイルを保持しない場合は、「スパース」をオンにします。サンドボックスにワーク ファイルがない場合も同様にします。スパース サンドボックスは、メンバーのチェックイン時にワーク ファイルを保持しません。こうした動作は、サンドボックスの使用期間を通じて継続されます。ただし、作成したサンドボックス ディレクトリおよびサブサンドボックスはサンドボックス内に残ります。
「スコープ」は、(指定されている場合) 現在のサンドボックスのスコープ定義を表示し、スコープの変更を可能にします。サンドボックスのスコープはサンドボックスに含まれるサブプロジェクトやメンバーを定義します。サンドボックスを作成すると、サンドボックスのスコープにより、特定のサブプロジェクトやメンバーが Windchill RV&S Server からサンドボックスディレクトリに転送されます。「サンドボックス」ビューに表示されるサブプロジェクトやメンバーも、サンドボックスのスコープによって制御されます。
サンドボックス スコープ定義を変更するには、最上位のサンドボックスのサンドボックス情報を表示していることを確認して、「スコープの変更」をクリックします。
スコープ定義の変更内容は、自動的に「サンドボックス」ビューに反映されます。スコープ外のサブプロジェクトは、対応するフォルダがディスク上に存在しない場合、ビューでは自動的に非表示になります。スコープ定義に一致しなくなったサンドボックスのワーク ファイルを持つメンバーは、デルタを表示しますが、そのサンドボックスにとどまります。これらのメンバーのいずれかを選択すると、ワークファイルが存在し、そのメンバーがサンドボックスのスコープに一致していないことが示されます。再同期操作を実行して、スコープ外のメンバーとサブプロジェクトをサンドボックスから削除します。詳細については、サンドボックス スコープの指定を参照してください。
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si createsandbox コマンドと si configuresandbox コマンドを使用すると、論理 AND 演算子または論理 OR 演算子を使用して、より複雑なサンドボックスメンバーのスコープの定義を作成および編集できます。ただしこの定義は、GUI から編集できないことがあります。複雑なメンバーのスコープ定義を GUI で編集しようとすると、Windchill RV&S はその定義を GUI が表示可能なものに切り捨てます。si configuresandbox -g/gui コマンドを使用して複雑なメンバーのスコープの定義を編集しようとすると、スコープ定義の編集を選択したので GUI が表示できないオプションは削除されるという警告メッセージが Windchill RV&S によって表示されます。