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クエリー フィルタ
フィルタを使用してクエリーから返されるアイテムを決定します。フィルタは、クエリーから返されるアイテムを、そのフィルタの条件を満たすアイテムに制限します。
次のクエリー フィルタを任意に組み合わせてクエリーを作成できます。
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特定のクエリー フィルタを使用できるかどうかは、特定のアイテムのタイプとフィールドを表示するために付与される権限によって決まります。サポートが必要な場合は、管理者に問い合わせてください。
フィルタ タイプ
説明
添付ファイル
特定のフィールド値または特定のテキストを使用してアイテムにリンクされている添付ファイルをクエリーできます。
添付ファイル、または指定されたサイズ、追加日時、名前、MIME (Multipurpose Internet Mail Extensions) タイプの添付ファイルを持つアイテムをデータベースで検索できます。
MIME 標準を使用するメッセージには、さまざまなタイプの情報を含めることができます。含まれる情報のタイプは、US-ASCII のテキスト メッセージ、US-ASCII 以外の文字セット、 マルチメディア (イメージ、オーディオ、ビデオ メッセージなど)、単一メッセージの複数オブジェクト、マルチフォント メッセージ、長さに制限のないメッセージ、またはバイナリ ファイルです。
ブランチ
ブランチを持つアイテム、または元のアイテムのブランチであるアイテムをクエリーできます。また、特定の値を持つブランチされたアイテムの特定のフィールドを検索するためのクエリーを作成することもできます。
変更パッケージ
変更パッケージを使用してアイテムによる影響を受けるファイルを特定している場合、変更パッケージ フィルタを使用して、変更パッケージがあるアイテムを追跡および監視できます。
Windchill RV&S アイテムは、変更パッケージ タイプとその属性に基づいてフィルタできます。
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変更パッケージ属性に対するフィルタでは、指定した条件を満たす 1 つ以上の変更パッケージに関連付けられたすべてのアイテムの一覧が返されます。現時点で、関連付けられた変更パッケージのすべてが指定した条件を満たすアイテムのみを返す方法はありません。
同じ Implementer 変更パッケージを 1 つのクエリーで複数回使用すると、クエリーはそれらを論理 AND の関連を使用してグループ化します。たとえば、クエリーで 2 つの「メンバー名」フィルタを使用し、1 つには「Order」、もう 1 つには「Panel」と指定すると、「Order」と「Panel」の両方が含まれる 1 つ以上のメンバー名を持つ変更パッケージがあるアイテムが検索されます。この場合、Order を含む 1 つ以上のメンバー名と、Panel を含む 1 つ以上のメンバー名を持つ変更パッケージがあるアイテムはクエリーされません。
アイテム
ドキュメント モデルで特別に使用されるコンテンツ アイテムを検索するクエリー フィルタを作成できます。たとえば、セグメント、ノード、あるいは意味を持つまたは意味を持たないコンテンツとして定義されたコンテンツを検索するクエリーを作成できます。
テスト管理アイテム用のクエリー フィルタも作成できます。テスト管理アイテムは、管理者によって定義される特定のテスト管理ロールを持つアイテムです。
フィールド
フィールドに特定の値が含まれるアイテムをデータベースで検索できます。
履歴
履歴によるクエリーでは、変更レコード内の情報だけが検索されます。次の履歴フィルタでクエリーできます。
アイテム フィールドの特定の値
アイテムが変更された日時
アイテムを変更したユーザー
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複数の履歴フィルタを使用して複数のフィールド内の特定の値を検索する場合、クエリーでは、すべてのフィールドが同時に (同じ編集の一部として) 変更されている履歴を持つアイテムが検索されます。
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少なくとも 1 つの共通履歴フィルタを持つクエリーに基づいてサブクエリーを実行する場合、大きなデータセットでパフォーマンスがある程度低下します。パフォーマンスの低下が許容限度を超える場合は、クエリーの設計に従ってインデックスを追加したり、クエリーに使用するフィールドを追加することで、SQL 照会を微調整できます。
ラベル
ラベル名でラベルをクエリーするか、ラベル名の組み合わせを使用してすべてのアイテムを検索することができます。たとえば、2 つの異なるラベルのいずれかを含んでいるDefects をクエリーできます。
関連
他のアイテムにリンクされているアイテムをデータベースでクエリーできます。特定の関連フィールドを通じてリンクされている他のアイテムとの前方関連または後方関連を持つアイテムをクエリーできます。特定のフィールド値または特定のテキストを使用してアイテムにリンクされているアイテムをクエリーできます。
サブクエリー
サブクエリーの条件を満たすアイテムをデータベースで検索できます。
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新しいクエリーでサブクエリーを使用すると、サブクエリーは変更されません。
テスト結果
テスト結果を持つアイテム、添付ファイルまたは関連アイテムを有するテスト結果を持つアイテム、またはテスト結果内の特定のフィールド値をデータベースでクエリーできます。
タイムエントリ
タイム エントリを含むアイテムをデータベースでクエリーできます。タイム エントリには、特定の日にアイテムでの作業に費やした時間が時間単位で記録され、オプションで関連するメモも記録されます。
Walk
以下の walk 関数 (関連を移動してアイテムをトラバースする関数) を使用して、データベースに対してクエリーを実行することができます。
walkdocordered
walkdocument
walk
walktestsession
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walk フィルタを使用できるのは、CreateSharedAdmin 権限が割り当てられているユーザーのみになります。
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walk 関数は、ドキュメントのツリー全体をトラバースします。その結果、walk 関数から大量の結果が返され、クエリーにかかる時間が長くなる場合があります。
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複数の関連アイテムを持つアイテムで walk 関数を使用すると、パフォーマンスに関する問題が発生する可能性があります。walk 関数を使用して複数の共有クエリーを同時に実行すると、パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。こうした同時実行は、チャート、レポート、ダッシュボードなどの共有管理オブジェクトで walk 関数とクエリーを組み合わせて使用した場合に、間接的に発生する可能性があります。
クエリー フィルタのグループ化