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保留中のリビジョンの操作
保留中のリビジョンは、変更パッケージがサブミットされたときに Windchill RV&S によって作成されます。変更パッケージ レビューが必須である場合は、変更パッケージが承諾されてリポジトリにコミットされるまで、リビジョンは保留中のままとなります。レビューが必須でない場合は、新しいリビジョンを作成することになっていた遅延操作がリポジトリへのコミットに失敗した場合にだけ、保留中のリビジョンが表示されます。
保留中のリビジョンは、リビジョン番号を表示するすべてのビューで、かっこ付きの「pending」で示されます。たとえば、「1.2(pending)」と表示されます。
メンバー追加操作が保留されている場合は、保留中のリビジョンのアーカイブ名がサーバーで予約されます。これによって、他のユーザーは今後のメンバー追加操作で同じアーカイブ名を指定できなくなります。
別のユーザーのアクションによって作成された保留中のリビジョンをレビューするには、次のいずれかの操作を行います。
リビジョンをその番号でチェックアウトすることで、リビジョンのワーク ファイルを取得します (保留中のリビジョンに設定されたロックは取得できません)。
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サンドボックスから保留中のリビジョンを再同期すると、保留中のリビジョンに対応するワーク ファイルがメンバーリビジョンで置き換えられます。
「変更パッケージ」ビューから 「メンバー」 > 「リビジョン」 > 「内容の表示」を選択することで、保留中の変更パッケージ エントリのワーク ファイルを表示します。
重要な考慮事項
次に示す場合を除き、保留中のリビジョンには、リビジョンが関係するすべてのコマンドを実行できます。
保留中のリビジョンの制約は次のとおりです。
ユーザーがメンバーリビジョンとして設定することはできません。
別のリビジョンの基礎にすることはできません。ただし、そのリビジョンが同じユーザーによって同じ変更パッケージに作成された保留中のリビジョンである場合を除きます。
作成者だけがロックできます。
変更パッケージから対応する保留中のエントリを破棄した場合にだけ削除できます。
プロジェクト チェックポイントまたはサンドボックス スナップショットには記録されません。同様に、プロジェクトの復元でも対象となりません。
プロジェクトにインポートすることはできません。
保留中の操作を含んでいる変更パッケージが開いている状態で、自分が作成した保留中のリビジョンを含んでいるメンバーをチェックアウトすると、GUI および Web インタフェースでその保留中のリビジョンがデフォルトで選択されます。