プロジェクト制限の管理
メインラインまたは任意のプロジェクトのブランチを変更する場合のプリンシパルを制限するには、「プロジェクトの制限の管理ウィザード」を使用してプロジェクトの制限事項を変更します。プロジェクトの制限事項を操作する際に、特定のユーザーやグループに対して、制約のあるプロジェクトに対する変更操作を許可することができます。追加されたプリンシパルに対する例外とともに、許可されたプリンシパルの追加や削除を行うことができます。
「プロジェクトの制限の管理ウィザード」で使用できるオプションを以下に示します。
• プロジェクト階層の制限を管理: 次の各オプションを使用して、必要なプロジェクト階層の制約事項を管理することができます。
◦ 「制限の有効化」オプションを選択し、必要なプリンシパルを選択すると、特定のプリンシパルを使用して、制約のある特定のプロジェクトに対して許可されている変更を行うことができます。
◦ 「許可されているプリンシパルの上書き」オプションを選択すると、プロジェクト階層内の制約のあるサブプロジェクトに対する既存のプリンシパルを置き換えることができます。
許可されているプリンシパルを上書きする場合は、次の点を考慮する必要があります。
▪ 「変更が許可されているプリンシパル」選択ボックスに表示されるプリンシパルの一覧は、選択されたプロジェクトだけに基づいています。そのため、サブプロジェクトレベルで上書きするオプションを選択したかどうかにかかわらず、プロジェクトに対する変更は、表示されている一覧に対応します。
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「許可されているプリンシパルの上書き」オプションをプロジェクトレベルで選択すると、サブプロジェクトレベルで許可されているプリンシパルが上書きされます。
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▪ サブプロジェクトは個別に管理できるため、サブプロジェクトの許可されているプリンシパルの初期リストは異なる場合があります。
▪ プロジェクトレベルのプリンシパルを変更すると、それに伴ってサブプロジェクトレベルの一覧も変更されます。ただし、プロジェクトレベルで「許可されているプリンシパルの上書き」オプションを選択すると、プロジェクトレベルで許可されているプリンシパルとともに、サブプロジェクトレベルで許可されているすべてのプリンシパルが上書きされます。
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サブプロジェクトで許可されている追加のプリンシパルはすべて削除されます。
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• 制限されたプロジェクトで許可されているプリンシパルに例外を追加: 「許可されているプリンシパルの例外」選択ボックスで、許可されているプリンシパルの一覧を使用して、特定のユーザーやグループを明示的に拒否することができます。
制約のあるプロジェクトの操作
制約のあるプロジェクトで作業を行う場合は、以下の事項が適用されます。
• プロジェクトを変更するすべての操作が制約を受けます。制約のあるプロジェクト上で操作を実行できるのは、そのプロジェクトに対する権限に対応した、許可されているプリンシパルだけです。たとえば、add、checkpoint、submitcp などです。
• 制約のある親プロジェクトの構造を変更するサブプロジェクトの操作は、許可されているプリンシパルを含め、すべてのプリンパルに対して拒否されます。たとえば、addsubproject や configuresubproject などです。
• 管理者権限を必要とするすべての操作は、プロジェクトに対する権限に対応したプリンシパルにより、制約のあるプロジェクト上で実行されます。たとえば、deletearchive, deleteproject, および deleterevision。
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