OLE オブジェクトの挿入 (GUI のみ)
Windchill RV&S Client の GUI では、リッチコンテンツフィールドに OLE オブジェクトを挿入することができます。OLE オブジェクトには、Microsoft Word、Microsoft Excel、Microsoft Visio、Microsoft PowerPoint のオブジェクトが含まれます。OLE オブジェクトを挿入すると、Excel ファイルの円グラフなどを使用して、アイテム内のオブジェクトデータを視覚的に表示することができます。また、必要に応じてオブジェクトを動的に編集することもできます。
OLE オブジェクトをリッチコンテンツフィールドに挿入すると、Windchill RV&S により、そのオブジェクト内のデータの PNG サムネイルイメージが生成されます。このサムネイルイメージは、元のオブジェクトファイルによって結び付けられます。アイテムを保存すると、サムネイル イメージと元のオブジェクト ファイルが添付ファイルとして自動的に保存されます。たとえば、Word オブジェクトは、.doc(x) 形式の添付ファイルにリンクされた添付 .png イメージで表されます。Windchill RV&S がオブジェクト内のデータからサムネイルイメージを生成できない場合、そのファイルタイプのシステムアイコンが表示されます (使用可能な場合)。
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Windchill RV&S 内でアイテムを作成し、複数の図形を持つオブジェクト (Word ドキュメントなど) を添付するとします。この場合、そのオブジェクトに対して生成されたサムネイルイメージには、図形の位置に関係なく、ドキュメントに最初に追加された図形が表示されます。つまり、ドキュメントの先頭にある図形ではなく、ドキュメントに最初に追加された図形が表示されることになります。この表示はサムネイル イメージにのみ適用されます。保存されたドキュメントには、ドキュメント内で表示される正しい順序で図形が含まれています。
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GUI での OLE オブジェクトの挿入
GUI では、リッチコンテンツフィールドに OLE オブジェクトを挿入することができます。
OLE オブジェクトを挿入するには:
1. オブジェクトを挿入する場所にカーソルを置きます。
2. リッチコンテンツツールバーの
「挿入」リストで、
「オブジェクトを挿入」を選択します。
3. 挿入する Word、Excel、Visio、または PowerPoint ファイルを選択します。
Windchill RV&S ではオブジェクト内のデータのサムネイル イメージが生成され、元のオブジェクト ファイルに結び付けられます。Windchill RV&S がオブジェクト内のデータからサムネイルイメージを生成できない場合、そのファイルタイプのシステムアイコンが表示されます (使用可能な場合)。
4. アイテムを保存します。サムネイル イメージと元のオブジェクト ファイルは添付ファイルとして保存されます。
GUI での OLE オブジェクトの編集
GUI では、以下の手順により、リッチコンテンツフィールドで OLE オブジェクトを編集することができます。
1. 次のいずれかの操作を行います。
◦ 編集するオブジェクトをダブルクリックする。
◦ 
をクリックします。
OLE ビューアが開き、ビューアの内蔵エディタと編集可能なオブジェクトが表示されます。
2. 必要に応じてオブジェクトを編集します。
| OLE オブジェクトを直接編集しているとき、OLE ビューア ウィンドウを閉じるまでは、OLE ビューアしか使用できません。Windchill RV&S Client や Windchill RV&S Administration Client から Windchill RV&S の操作を実行することはできません。 |
3. OLE ビューアを閉じます。
4. プロンプトが表示されたら、変更内容を Windchill RV&S のアイテムに保存します。この操作により、Windchill RV&S のオブジェクトにリンクされている PNG 形式で新しいイメージの添付ファイルが取得されます。
5. アイテムを保存します。
重要な考慮事項
• 埋め込みの Word オブジェクト、Excel オブジェクト、Visio オブジェクト、PowerPoint オブジェクトを使用するには、サポート対象の Microsoft アプリケーションが Windchill RV&S Client マシンにインストールされている必要があります。エディタの使用については、選択したアプリケーションの Microsoft ヘルプを参照してください。
• Word オブジェクト
◦ エディタでの最初のオブジェクトのみが Windchill RV&S によって使用されます (さらに PNG イメージで表示されます)。アンカ オブジェクトよりもインライン オブジェクトが優先されます。
◦ 同じエディタで複数のオブジェクトを挿入するには、オブジェクトをグループ化します。
◦ エディタに入力されたテキストは Windchill RV&S によって使用されません。
◦ 図面はインラインで書式設定されます。図面をアンカする必要がある場合は、グループ化します。
◦ 次の埋め込みオブジェクト タイプは PNG 形式のイメージの取り込みでサポートされています。
▪ Microsoft Word 図
▪ Microsoft Graph グラフ
▪ Excel グラフ
▪ Excel ワークシート
▪ Visio 図面
▪ イメージ
▪ SmartArt
• Excel オブジェクト
◦ エディタで表示されたスプレッドシートのみが Windchill RV&S によって使用されます。
◦ エディタで表示されたグラフのみが Windchill RV&S によって使用されます。
◦ 次の埋め込みオブジェクト タイプは PNG 形式のイメージの取り込みでサポートされています。
▪ Microsoft Word 図
▪ Microsoft Graph グラフ
▪ Excel グラフ
▪ Excel ワークシート
▪ Visio 図面
▪ イメージ
◦ PNG は個々の要素ではなく、Excel スプレッドシートのイメージです。
• Visio オブジェクト
◦ PNG は個々の要素ではなく、Visio 図面のイメージです。
• PowerPoint オブジェクト
◦ PNG は個々の要素ではなく、最初の PowerPoint スライドのイメージです。
