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重複するアイテムの検出
CLI EQUIVALENT 
im viewduplicates
Windchill RV&Sには、Windchill RV&S データベース内の重複するアイテムを検出する機能が用意されています。重複検出機能によって次の操作が可能となります。
新しいアイテムを送信する前に重複の可能性があるアイテムを見つける。
Windchill RV&Sデータベース内で既存の重複アイテムを特定する。
重複検出機能は、Windchill RV&S管理者によって有効にされ、指定されたタイプのすべてのアイテムに適用されます。指定されたタイプごとに、同じく管理者によって定義される短いテキスト フィールドに対して重複の検索が実行されます。
必須の重複検出
ユーザーが作成中のタイプに対する重複検出が管理者によって必須に設定されている場合は、(「重複の可能性があるアイテム」ビューで) 重複の可能性があるアイテムの一覧を表示してからでないと新規アイテムを保存できません。一覧を表示する前にアイテムを保存しようとすると、メッセージが表示されます。
「重複の可能性があるアイテム」ビュー
Windchill RV&SClient の GUI では、ビューセットをカスタマイズして潜在的な重複ビューを管理することもできます。
ビューの表示を制御するには、「ビューセット」 > 「カスタマイズ」を選択します。「ビュー」タブで、「Potential Duplicates View」ビューに対して使用できる表示オプション (「Left」、「Right」、「Top」、「Bottom」、「Floating」) のいずれかを選択します。
「アイテム」メニューに「潜在的な重複の表示」メニュー コマンドを表示するには、「ビューセット」 > 「カスタマイズ」を選択します。「アクション」タブで「Workflows and Documents」アクション グループを選択して、「Item」ノードをクリックします。「アクションの利用可能性」列で、「View Potential Duplicates」を「Visible」に設定します。
重要な考慮事項
既存の重複アイテムを特定するには、検索するアイテム タイプに対して重複検出機能を有効にしておく必要があります。詳細については、Windchill RV&S管理者にお問い合わせください。
重複アイテムの検索機能では、ユーザーが作成 (または検索) 中のものと同じ Windchill RV&Sタイプのアイテムしか検索できません。
定義済み検索フィールド (「サマリー」 フィールドなど) に入力したテキストのみが検索の基準として使用されます。検索フィールドはWindchill RV&S管理者によって定義されます。GUI と Web インタフェースでは、重複検索に使用されているテキスト フィールドの横に アイコンが表示されます。
重複アイテムを検索する場合、Windchill RV&Sによってデフォルトで最大 20 個のアイテムが返されます。
Web インタフェースを使用してアイテムの詳細を 「重複の可能性があるアイテム」ビューで表示する場合、リッチ コンテンツ フィールドに含まれているアイテム リンクはアクティブになりません。
重複検索機能の最も効率的な使い方は、定義済みの検索フィールドに複数の単語を入力することです。1 つの単語で検索した場合、結果が返されないことがあります。日本語以外のロケールで実行している場合、重複検索機能は短い単語 (1~2 文字のみの単号) も無視します。
ユーザーに表示される重複アイテムは、表示可能なプロジェクトのアイテムのみです。重複するアイテムがユーザーに表示されないプロジェクトに含まれている場合、Windchill RV&Sの検索結果にそのアイテムは表示されません。
アイテム作成時に重複の可能性があるアイテムを検出
Windchill RV&S データベースにおける既存の重複アイテムの特定