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Windchill RV&S Client のインストール後の考慮事項
ユーザープロファイルディレクトリにある .mks ディレクトリまたは MKS_IC_INSTANCE_DIR 環境変数で指定された .mks ディレクトリには、以下の Windchill RV&S ファイルが含まれます。
複数行の編集中における未保存の変更用のバックアップファイル
保留中のインポートにおける未保存の変更用のバックアップファイル
開いているビューの情報とビューセット内のユーザーのカスタマイズを含むさまざまなビューセットの複数のファイル (存在する場合)
コンフィギュレーション管理プロジェクト情報を格納するクライアント側のデータベースとそのバックアップ
古いバージョンの Windchill RV&S Client と置き換えられた新しくインストールされたクライアントを起動する前に、ユーザーは置き換えられたクライアントの .mks ディレクトリの正しい親ディレクトリを参照するように、新しいクライアントを構成する必要があります。新しくインストールされたクライアントがこれらのファイルにアクセスできない場合、ユーザーは以下を失う可能性があります。
ユーザー設定
複数行を編集しているドキュメントビューの未保存のデータ
サンドボックス
クライアントの設定は、インストールの完了後、Windchill RV&S Client で「オプション」を選択することによっていつでも変更できます。
Windchill RV&S Client の GUI をインストールしてから JRE バージョンを更新した場合、その GUI は起動しません。この場合、サポートされている Microsoft Windows プラットフォームで changejvm.exe ユーティリティを実行するか、サポートされている Linux プラットフォームで changejvm.bin ユーティリティを実行する必要があります。このユーティリティは、<クライアントのインストールパス>\util に保存されています。
ユーザーは、以下の手順を実行する必要があります。
1. プロンプトが表示されたら、Windchill RV&S Client の既存のパスを指定します。
2. プロンプトが表示されたら、更新後の JRE インストール環境のパスを指定します。
3. ユーティリティの実行後、クライアントの GUI を再起動します。
Linux の場合、Windchill RV&S Client ディレクトリに対するファイル権限がユーザーに割り当てられている必要があります。具体的には、インストールディレクトリ/bin にある IntegrityClient.log ファイルに対する書き込みアクセスが必要です。
Linux の場合、ユーザーは libXScrnSaver パッケージをインストールする必要があります。