ダッシュボードの設計
ダッシュボードを設計するには、必要なコンポーネントを選択し、ダッシュボードでの表示位置を決定します。ダッシュボードを実行すると、指定したコンポーネントが、定義したレイアウトに従ってダッシュボードに表示されます。
ダッシュボード レイアウト デザイナを使用して、次の作業を行うことができます。
• ダッシュボードの構造を表す一連のグリッドとセルを作成する。
• グリッドとセルにデフォルト プロパティを割り当て、個々のグリッドとセルでこれらのプロパティを上書きする。
• チャート、レポート、リンク、ラベル、イメージの各コンポーネントをセルに追加して、ユーザーが表示して対話する内容を構築する。
• テキストベースのレイアウト コンポーネントに適用するスタイルを定義する。
• グリッド、セル、およびセル要素のプロパティを簡単に強調表示し、変更する。
• ダッシュボードのレイアウトが GUI または Web インタフェースに表示されたときのグラフィカルな表示をプレビューする。
ダッシュボードに追加できるコンポーネントのタイプは次のとおりです。
• チャート
ダッシュボードには、あらゆるタイプのチャートを埋め込むことができます。また、ダッシュボードに表示されるチャートのグラフ スタイルを制御できます。ダッシュボードのサイズを管理する手段として、チャート イメージの最適な幅と高さを指定することもできます。さらに、チャートの結果をダッシュボード プロジェクト フィルタでフィルタするかどうかも指定できます。
• レポート
ダッシュボードには、あらゆるタイプのレポートを埋め込むことができます。また、ダッシュボードのサイズを管理する手段として、レポート コンポーネントの最適な幅と高さを指定できます。さらに、レポートの結果をダッシュボード プロジェクト フィルタでフィルタするかどうかも指定できます。
リンク コンポーネントを使用して、レポートにリンクすることもできます。
• ラベル
ダッシュボードには、タイトル、セクション見出し、説明テキストなどの要素に対するテキスト ラベルを組み込むことができます。ラベルのフォントとスタイルは制御可能です。空白のラベルを使用して、他のダッシュボード コンポーネントとの間を空けることもできます。
• イメージ
ダッシュボードのセルに表示するイメージ ファイルを指定できます。これにより、会社のロゴやダッシュボードに表示されるデータを表す意味のあるイメージでダッシュボードをカスタマイズできます。イメージとして使用できるファイル形式は、JPEG、PNG、GIF だけです。イメージを指定するには、ダッシュボードに直接埋め込まれるローカル イメージ ファイルを特定します。
ダッシュボード イメージの最大ファイル サイズは、管理者によって設定されます。
• リンク
リンクによって、ダッシュボード外部のアプリケーションや情報にアクセスできます。ダッシュボードでは、リンクが名前付きハイパーリンクとして表示されます。リンクのフォントとスタイルは制御可能です。次の 3 タイプのリンクがサポートされています。
◦ 別のブラウザ ウィンドウに開く Windchill RV&S レポートへのリンク
◦ 特定のクエリを使用した Windchill RV&S の 「アイテム」ビューへのリンク
◦ Web サイトへのリンク
レポートおよびクエリーのリンクについては、ダッシュボード プロジェクト フィルタで結果をフィルタするかどうかを指定できます。
例
プロジェクト マネージャが、レポート、クエリ、およびチャートを使用して特定のプロジェクトを把握するためにダッシュボードを作成します。