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クエリー フィルタ: 重要な考慮事項
クエリー フィルタをクエリーに使用する場合は、次の点を考慮します。
クエリー フィルタ
メモ
一般的なクエリー情報
名前付きクエリーは、そのクエリーを作成したユーザーが編集できます。名前付きクエリーを共有しているプリンシパル (ユーザーとグループ) は、クエリーの作成者から編集権限が割り当てられている場合に限りクエリーを編集できます。名前付きクエリーは、そのクエリーを作成したユーザーまたは管理者だけが削除できます。
クエリーには名前を付ける必要はありますが、説明を付けたり、グループで共有する必要はありません。
クエリを作成または編集するには、管理者から CreateQuery 権限を割り当ててもらう必要があります。
いくつかのフィルタを含むクエリは、1 つまたは 2 つのフィルタを持つクエリよりも実行に時間がかかる場合があります。
状態、範囲、およびフェーズは、管理者によって定義されます。
管理者は、SeverityReviewed ByRoot CauseLifecycle Phaseなどのクエリーを実行できるカスタム フィールドを定義できます。カスタム フィールドの条件を指定する場合、フィールドが必須でない場合は、空の値に対してクエリーを実行することができます。
クエリーに空のフィールド値を含めるには、「または空です」 オプションを選択します。このオプションは、特定のフィールドでのみ使用できます。
特定のタイプでは表示されないフィールドが含まれているクエリでは、そのフィールドが非表示のアイテムは返されません。
添付ファイル フィルタ
添付ファイル フィールドの条件を指定する場合は、次のようにします。
データ フィルタ ダイアログ ボックスから、クエリーを実行する添付ファイル フィールドを選択します。
クエリーを実行する添付ファイル属性を選択します。
選択を行うことができるフィールドの一覧は、データベース内のフィールドの一覧です。
ブランチ フィルタ
特定のアイテム タイプとそのブランチ (またはそのいずれか) を表示する権限がない場合、クエリーを変更するときにブランチ フィルタは表示されません。
テキスト フィルタ
テキスト フィールドの場合は、「次を含むフィールド名:」フィールドに検索する単語や句を入力します。データベースによっては、テキスト フィールド クエリは大文字小文字を区別します (詳細については、管理者に確認してください)。
空のテキスト フィールドをクエリーするには、「次を含むフィールド名:」フィールドを空のままにして、「または空です」オプションを選択します。
デフォルトでは、Windchill RV&S は、テキスト文字列内のすべての語を含むアイテムを検索します。たとえば、Windchill RV&S で「print option」というテキストを検索した場合、テキストフィールドに「print」と「option」が個別の単語として含まれているアイテムだけが検索結果として返されます。テキスト文字列全体を含むアイテムを検索するには、"“print option”" などのように、二重引用符を使用します。
動的な計算フィールドはデータベースに格納されないため、Windchill RV&S Client のすべてのテキストフィールド検索で、短いテキスト型の動的な計算フィールドを見つけることはできません。短いテキスト型の動的な計算フィールドを検索するには、特定の "次を含むフィールド" 比較を含むクエリーを作成します。計算フィールドの詳細については、管理者に確認してください。
Any Text Field」フィルタでは、テキスト フィールド内の特定の単語を含むクエリー結果が返されます (“frequency”、“calculator”、 “hardware” など)。“the”、“this”、“a” などの一般的な単語は無視されますが、「アイテム」ビューのフィルタは “the” などの一般的な単語も受け入れます。
単語の OR (論理和) 検索を行うには、"Cat OR Dog" または Cat "OR" Dog のように引用符で囲む必要があります ("OR" はすべて大文字)。"OR" が単独で引用符に囲まれていると、Windchill RV&S データベースのテキスト検索コンフィギュレーションで "OR" が除外される単語になっていない場合にのみ結果が返されます。
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Oracle では、"Cat OR Dog" で検索すると、どこかに "Cat" を含む、またはどこかに "Dog" を含む結果が返されます。引用符で囲まれた条件文字列の中で 2 つの異なる単語の間に "OR" が存在する場合、"OR" は特殊な予約語の意味を持つ単語として扱われます。
Any Text Field」フィルタに指定されたテキストが一般的すぎる場合、クエリーは大量のシステム リソースを処理するため停止することがあります。
日付フィルタ
日付フィールドについては、YesterdayTodayTomorrowのいずれかのシンボリック日付を指定できます。特定の日付を設定するには、「参照日付」をクリックしてカレンダーから日付と時刻を選択するか、MM/dd/yyyy HH:mm:ss 形式で日付と時刻を入力します。
クエリーで日付範囲を指定すると、すべての日付がタイムスタンプとして処理されます。これにより、日付が Windchill RV&S Server のタイムゾーンに変換され、日付のみの形式に切り捨てられます。この日付のみの形式は、Windchill RV&S Server の構造化問い合わせ言語 (SQL) の形式に変換され、サーバーのタイムゾーンに基づいてクエリーが実行されます。ユーザーが Windchill RV&S Server とは異なるタイムゾーンで日付範囲を定義する場合、定義した日付範囲の開始日または終了日のいずれかが前後に 1 日ずれる可能性があります。こうした日付のロールバックにより、クエリーから異なる結果が返される場合があります。
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ユーザーが Windchill RV&S Server と同じタイムゾーンを使用している場合、日付範囲の変換によって問題が発生することはありません。
たとえば、Windchill RV&S Server が America/New_York タイムゾーンを使用し、ドイツのユーザーによって、Jan 1, 2009 to Jan 31, 2009 というクエリー日付範囲が定義されている場合、最終的な日付範囲の変換は Dec 31, 2008 06:00:00 AM GMT+01:00 から Jan 31, 2009 06:00:00 AM GMT+01:00 になります。
Windchill RV&S でクエリー日付範囲を使用する場合は、日付のロールバックを回避するために、接続先の Windchill RV&S Server で使用されているタイムゾーンを指定することをお勧めします。
管理者が、時刻が表示されるように日付フィールドを設定している場合は、「時間の表示」 オプションと対応する時刻をカレンダーから選択して、日付フィルタに時刻を含めることができます。時刻は 00:00:0023:59:59 までの 24 時間形式で指定しますが、Windchill RV&S では時刻は 12 時間形式で表示されます。たとえば、13:56:45 と指定すると、時刻は「1:56:45 PM」と表示されます。
表示される日付フィールドは、ユーザーが作業するタイムゾーンに基づいて変更されませんが、表示される日付/時刻フィールドおよびタイム エントリは、ユーザーが作業するタイムゾーンに基づいて変更されます。
シンボリック日付は、Windchill RV&S Client のタイムゾーンで評価されます。
ID フィルタ
条件を指定して、ライブおよびバージョン付きアイテムを ID で表示する場合、次の操作を実行できます。
特定のライブアイテムのみを表示する。たとえば、ID is = 123123 を返します。
ライブアイテムおよびアイテムの全バージョンを表示する。たとえば、ID is = 123 および include versions が有効の場合は、123123-1.0123-1.1123-1.2 を返します。
さまざまなライブアイテムを表示する。たとえば、ID is > 123< 128124125126127 を返します。
特定のバージョン付きアイテムを表示する。たとえば、ID is = 123–1.0123–1.0 を返します。
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さまざまなバージョン付きアイテムを表示することはできません。たとえば、ID is > 123-1.0 および < 123-2.0
ドキュメント ID フィルタ
条件を指定してライブおよびバージョン付きドキュメントに含まれるコンテンツを表示する場合、次の操作を実行できます。
ライブドキュメントのコンテンツを表示する。たとえば、Document ID is = 123 および Is live は ライブドキュメント 123 に含まれるコンテンツを返します。
さまざまなライブドキュメントのコンテンツを表示する。たとえば、Document ID is > 123< 128 および Is live はライブドキュメント 124125126 および 127に含まれるコンテンツを返します。
バージョン付きドキュメントのコンテンツを表示する。たとえば、Document ID is = 123–1.0 はバージョン付きドキュメント 123–1.0 に含まれるコンテンツを返します。
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さまざまなバージョン付きドキュメントのコンテンツ (たとえば Document ID is > 123-1.0< 123-2.0 など) を表示することはできません。
ラベル フィルタ
特定のアイテム タイプを表示する権限がなく、そのアイテム タイプにラベルが関連付けられている場合、クエリーを変更するときにラベル フィルタは表示されません。
ブランクのラベルで検索すると、ユーザーに表示権限があるラベルを持つすべてのアイテムが表示されます。
変更パッケージ フィルタ
変更パッケージタイプを表示する権限がない場合、クエリーを作成するときに変更パッケージフィルタは表示されません。
アイテム フィルタ
アイテム フィルタは、管理者によって定義されたドキュメント モデル内で機能するコンテンツおよびドキュメント アイテム タイプに特有のものを検索するときに使用します。
ドキュメント バージョン管理が有効な場合は、デフォルトではクエリはすべてのアイテム (ライブおよびバージョン付き) を返します。ライブまたはバージョン付きアイテムを指定するには、「ライブである」または「バージョン付きである」フィルタを含めます。
ワークフローとドキュメント プロジェクト フィルタ
ワークフローとドキュメント プロジェクト フィールドの場合は、表示する権限を持っているプロジェクトだけが一覧表示されます。プロジェクト権限は、管理者によって定義されます。
コンフィギュレーション管理プロジェクト フィルタ
コンフィギュレーション管理プロジェクト フィールドではクエリーを実行できません。
関連フィルタ
関連フィールドの条件を指定する場合は、次のようにします。
「クエリーを実行する関連フィールドを選択してください」フィールドで、関連アイテムを含む関連フィールドを指定します。
クエリーを後方または前方いずれかの関連に制限するには、関連フィールドで「後方関連」を選択すると、「後方」オプションが自動的に選択されます。関連フィールドで「前方関連」を選択すると、「前方」オプションが自動的に選択されます。「前方」オプションは、カスタムの関連フィールドでも自動的に選択されます。これらのオプションは変更できません。
関連フラグは、関連フィールドの定義の一部として管理者が設定します。選択を行うことができるフィールドの一覧は、データベース内のフィールドの一覧です。
履歴 (値別) フィルタ
添付ファイル フィールドおよびソース リンク フィールドではクエリーを実行できません。