ユーザーヘルプ > 変更パッケージ内の作業単位のグループ化 > 変更パッケージの破棄
  
変更パッケージの破棄
CLI EQUIVALENT 
si discardcp
Windchill RV&S では、変更パッケージが不要な場合、それらを破棄することによって削除できます。
インタフェース
手順
GUI
編集する変更パッケージを選択し、「変更パッケージ」 > 「破棄」を選択します。
Web
「変更パッケージ」 ビューで、破棄する変更パッケージを表示します。「アクション」 > 「変更パッケージの破棄」を選択します。
変更パッケージを破棄するには、その変更パッケージが自分で作成したものであり、かつコミットされたエントリを含んでいない必要があります。ただし、変更パッケージ管理者は、別のユーザーによって作成された変更パッケージを破棄できます。
* 
特定の変更パッケージ エントリを削除できるのは、変更パッケージ エントリ破棄コマンドを使用して要求した場合だけです。
変更パッケージを破棄すると、状況に応じて次のことが起こります。
コミットされていないエントリが変更パッケージからすべて削除されます。
遅延中のエントリに対応する遅延中の操作がすべて復元されます。
ロック エントリに対応するメンバーのロックが解放されます。
遅延中のエントリに対応する遅延中の操作がすべて復元され、レビュー履歴を保存するために、破棄されたエントリとしてレビュー ログに表示されます。
保留中のエントリに対応する保留中のリビジョンがすべて削除されます。
変更パッケージ内の保留中のエントリに関連付けられた保留中のメンバー用に作成されたアーカイブが、サーバーから削除されます (保留中のメンバーを作成するために共有された既存のアーカイブは削除されません)。
重要な考慮事項
破棄された変更パッケージの変更パッケージ ID を、以降に作成した変更パッケージに使用することはできません。
破棄した変更パッケージは、「変更パッケージ」 > 「検索」を使用して「コミット済み」カテゴリまたは「保留中」カテゴリでフィルタリングすることにより、引き続き表示することができます。
変更パッケージがレビューを経ている場合、レビュー ログが存在します。
破棄された変更パッケージを開いて再利用することができます。
変更パッケージを破棄する際にサーバーの問題が発生した場合、以下のようになります。
変更パッケージが「破棄に失敗」または「エントリを破棄中」の状態に移動します。
「破棄に失敗」状態は、変更パッケージの破棄中におけるデータベースのネットワーク障害を示します。
「エントリを破棄中」状態は、変更パッケージエントリの破棄の実行中におけるサーバー接続の切断を示します。
このような変更パッケージにおける保留中のエントリは、(破棄) <アクション> 状態 (ここで <アクション>「保留中の追加」「追加」、またはその他の操作を示す) に移動します。
その後、「破棄に失敗」または「エントリを破棄中」の状態にある変更パッケージの破棄を再試行できます。
* 
部分的に破棄された状態 (「破棄に失敗」または「エントリを破棄中」状態) にある変更パッケージに対し、再同期適用サブミット開く、または 閉じるのアクションは許可されていません。
次の図では、部分的に破棄された状態の変更パッケージのワークフローを示しています。