ユーザーヘルプ > 変更パッケージ内の作業単位のグループ化 > 変更パッケージの適用の概要 > 変更パッケージの適用での伝播変更パッケージの使用
  
変更パッケージの適用での伝播変更パッケージの使用
別の変更パッケージを使用して、CP の適用操作で行われたすべてのメンバーとサブプロジェクトの変更を記録できます。このような目的で使用される変更パッケージを、伝播変更パッケージと呼びます。
* 
管理者が変更パッケージを必須として設定している場合は、伝播変更パッケージを指定する必要があります。
伝播変更パッケージを使用すると、伝播された変更を追跡し、同じ変更を複数のバリアントに簡単に伝播できます。適用された変更パッケージが依存している変更パッケージは、前の CP の適用操作によりプロジェクトに既に適用されている場合、バックフィル一覧に表示されません。既に適用されている変更パッケージに関する警告メッセージが表示されます。
CP の適用操作中に、標準変更パッケージを作成し、伝播情報をその変更パッケージに記録することを指定した場合は、伝播変更パッケージを作成しません。変更を分離する際に制御を最大レベルにするためには、空の伝播変更パッケージから開始することをお勧めします。伝播変更パッケージに前のエントリが含まれない場合は、問題の変更に具体的に関連するエントリだけが追加されます。
レビューが必須の場合、CP の適用操作によって加えられた変更は、伝播変更パッケージ内に保留中のエントリとして記録されます。この場合、変更パッケージをサブミットして、レビュー プロセスを開始する必要があります。
伝播変更パッケージが適用されると、「変更パッケージ」 ビューに、伝播された変更パッケージの一覧が表示されます。たとえば、伝播変更パッケージ 112:1 を作成して、変更パッケージの適用の操作で行われた変更内容を記録すると、112:1 の「変更パッケージ」ビューの「伝播情報」タブの「伝播」フィールドに、伝播された変更パッケージが表示されます。その後、伝播変更パッケージ 112:1 を別のバリアントに適用し、伝播変更パッケージ 253:1 を作成して変更を記録すると、112:1「伝播パッケージ」フィールドに変更パッケージ 253:1 が一覧表示されます。