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ドキュメント バージョン管理の最適な方法
このセクションでは、ドキュメント バージョン管理を使用する場合に推奨される最適な方法について説明します。
クエリー結果の精度を向上させるには、ライブアイテムのすべてのクエリーに「アイテムがライブです」フィルタを含めます。
レポートの精度を向上させるには、ライブ アイテムのすべてのレポート レシピに (item is live) フィルタを含めます。
計算の精度を向上させるには、ライブ アイテムのすべての計算式に IsLive() 関数を含めます。
規則の精度を向上させるには、ライブ アイテムのすべての規則に「アイテムがライブです」条件を含めます。
計算フィールドを含むドキュメントをバージョン管理する前に、計算フィールドに対して 「バージョン付きアイテムに計算更新を許可する」 よう設定するかどうかを十分に検討します。ドキュメントをバージョン管理した後でこのオプションを変更すると、バージョン付きアイテムの履歴ビューに予想されるフィールド値が表示されない場合があります。
ドキュメントバージョン管理を使用すると、不確定な計算を含む計算フィールドは空の値を返します。計算フィールドに不確定な計算が含まれる可能性がある場合、PTC では最も良い方法として IsEmpty() 関数で式を囲むことを推奨します。これにより、履歴に保管されたすべての空の計算フィールド値が不確定な計算式の結果であることが確実になります。
Integrity 10.5 以降で更新される CLI コマンド、クラスおよびメソッドによって影響を受けるトリガー スクリプトがある場合、これらのスクリプトをレビューし、必要に応じて更新します。
新しいインテグレーションを書き込む、または既存のインテグレーションをアップグレードする場合、API のバージョンを 4.13 以降にアップグレードし、適切なクエリー定義を使用してバージョン付きアイテムを含めるかどうかを指定します。これにより、インテグレーションで適切なアイテムデータが確実に使用されるようになります。