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管理者は、ステージングサーバーまたは運用環境サーバーのいずれか、あるいは両方を手動でロックして、管理上の変更が行われないようにすることもできます。両方のサーバーをロックすると、管理移行ウィザードを使用しないかぎり、ワークフローとドキュメントシステムに対して誰も管理上の変更を行うことができなくなります。
ロックの所有者が変更できるように、ほかの管理者による変更を防止するために管理ロックを使用することはできないことを理解しておく必要があります。
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• 2 つの異なるステージングサーバーを同じ運用環境サーバーにバインドすることはできません。
• 移行処理が進行中の場合は、ロックを解除しないでください。
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「管理移行ウィザード」を実行すると、ユーザー、グループ、プロジェクト、ダイナミックグループが、ロックされたサーバーからステージングサーバー (または 2 ステージ構成のテストサーバー) に自動的にインポートされます。
移行ウィザードを使用してこれらの管理オブジェクトをロックされたサーバーからインポートする場合は、次の点に注意してください。
• ステージングサーバーとロックされたサーバーの両方に同じ名前を持つ新しい管理オブジェクトが存在することが移行ウィザードによって検出された場合、これらのオブジェクトは一緒にマッピングされます。また、これらのオブジェクト間に差異がある場合は、差異が表示されます。
• ロックされたサーバー上の新しい管理オブジェクトと同名のオブジェクトがステージングサーバー上に存在しないことが移行ウィザードによって検出された場合、ステージングサーバー (または 2 ステージ構成のテストサーバー) に新しいオブジェクトが作成されます。これらの新規オブジェクトは、ロックされたサーバー上のオブジェクトにマッピングされます。
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運用環境サーバーのロックを解除すると、ステージングサーバーと運用環境サーバー間のバインドロックは失われ、2 つのサーバーは同期しなくなります。そのため、以降ステージングサーバーでの作業を行うには、運用環境サーバーからデータベースの新しいコピーを取得する必要があります。
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