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トリガの構文
クライアント側のイベント トリガーを構成するには、次の構文を使用して、Windchill RV&S Administration Client のコンフィギュレーション管理ポリシーにプロパティを追加します。
si.<event name>.pre=<trigger name list>
si.<event name>.post=<trigger name list>
si.trigger.<trigger name>.command=<command>
si.trigger.<trigger name>.group=<group list>
si.trigger.<trigger name>.match=<glob pattern>
* 
一覧要素は、スペース、カンマ、またはセミコロンで区切ることができます。
次の例は、ブランチのマージ時に動作するプレトリガーおよびポストトリガーで必要なプロパティを示しています。
si.MergeBranch.pre=merge_pre
si.trigger.merge_pre.command=sh -w -c 'echo After merging
the branch, please update the MergedBranches.txt file
with the date and reason for the merge.'
si.MergeBranch.post=merge_post
si.trigger.merge_post.command=sh -w
-c 'vi c:/MergedBranches.txt'
特定のグループのメンバーに対してだけ適用されるトリガーを作成できます。指定したいずれかのグループのメンバー以外のユーザーがコマンドを実行する場合、コマンドの実行時にトリガーを実行できません。指定したグループは、サーバー領域を使用するサーバー システムの有効なグループである必要があります。グループを指定するには、次のプロパティをトリガー プロパティに追加します。
si.trigger.<trigger name>.group=<group list>
次に例を示します。
si.trigger.merge_post.group=BuildTeam
マッチングを使用して、特定のファイルのクラスに対して適用されるトリガーを作成することもできます。1 つ以上のファイル名に一致するパターンの一覧を設定できます。対象のメンバーがパターンに一致すると、トリガーが実行されます。glob パターンを指定するには、次のプロパティをトリガー プロパティに追加します。
si.trigger.<trigger name>.match=<glob pattern>
次に例を示します。
si.trigger.merge_post.match=*.c,*.java