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スケジュールされたトリガーの作成
スケジュールされたトリガーでは、指定されたクエリーと一致するすべてのアイテムに対し、指定されたスケジュールでトリガーを実行します。すべての変更は、「実行するユーザー名」 で選択されたユーザーが行ったものと見なされます。
スケジュールされたトリガーの作成に必要な一般的な手順を次に示します。
1. スケジュールされたトリガーのタイプを選択し、トリガーを実行するスクリプトの実行者として記録されるユーザーを割り当てます。
2. トリガーの説明を入力します。
3. トリガーを実行するスケジュールを指定します。
4. 既存のクエリーを選択して、クエリーが実行されるアイテムを指定します。
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スケジュールされたトリガーはクエリに基づいているため、表示規則に従います。表示規則は、プロジェクトまたはアイテム タイプに基づいて特定の情報へのアクセスを制限します。
5. トリガーに実行させるスクリプト ファイルをライブラリから選択し、スクリプト ファイルにパラメータを指定します。
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サンプル ディレクトリ (samples/breakLockNotification.js など) に一覧表示されたスクリプトはコンフィギュレーション管理には適用できますが、ワークフローとドキュメントの管理には適用できません。
ディレクトリ パスなど、パラメータ中のバックスラッシュ (\) は、トリガーを保存して実行した後、切り捨てられます。これを回避するには、スラッシュ (/) を使用します。
6. トリガーの実行時にトリガーによって変更されるフィールドに値を割り当てます (トリガーによってデータベースのフィールド値が変更される場合)。
重要な考慮事項
すべてのトリガーは順番に実行されます。これにより、新しいトリガーが追加されるたびにサーバーのリソースの使用量が増加するのを防ぐことができます。
スケジュールされたイベントトリガーは、Windchill RV&S Server のタイムゾーンに基づいて評価されます。
スケジュールは、任意の実行後、システム起動時、およびトリガーの変更時に再計算されます。一連のトリガーの実行が、次にスケジュールされたトリガーが実行される時間より長くかかる場合、次にスケジュールされたトリガーは実行されません。
単一のスケジュールされたトリガーにより変更されたすべてのアイテムは、単一のトランザクションの一部となります。トリガーの実行が失敗した場合、アイテムは変更されません。規則に基づいたトリガーとは異なり、各トリガーによって、そのトリガー独自の一連のアイテムが個別に処理されるので、各トリガーによってデータベースへの変更が個別にコミットされます。
サーバーがシャットダウンしたり、サービスが停止した場合、その間に実行できなかったトリガーをサーバーによって再スケジュールすることはできません。
GUI でスケジュールされたイベント トリガーを作成するには