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プロジェクトの編成
Windchill RV&S を使用して開発環境のコンフィギュレーション管理プロジェクトを管理し始める前に、リポジトリ内のプロジェクトとディレクトリがどのように編成されているかを注意深く確認してください。Windchill RV&S で推奨される使用方法は、最も簡単な方法でもあります。次のガイドラインに従えば、Windchill RV&S に特別な構成は不要です。
1 つのプロジェクトのすべてのファイルを、単一のディレクトリまたはディレクトリ ツリーに格納します。
プロジェクトは、ツリーの最上位のディレクトリに作成します。
単一ツリーのプロジェクト
ほとんどのサイトでは、互いに関連するファイルを表すために階層ディレクトリ構造を使用します。この構造を使用すると、ファイル間の関連が明確になり、ファイルの検索や操作が容易になるためです。ソフトウェア開発では、プロジェクトの makefile をディレクトリ ツリーのルートに置き、その下にコード ファイル用、リソース用、およびヘッダー ファイル用のサブディレクトリを置くのが望ましい方法です。ここでは、よく使用される単純な構造の一例を示します。
Windchill RV&S では、すべてのメンバーの場所が、プロジェクトのディレクトリ ツリーの最上位にあるプロジェクト ディレクトリ (プロジェクト ファイルがあるディレクトリ) に対して相対的に記録されます。単一ツリーのプロジェクト用にサンドボックスを作成すると、Windchill RV&S よって、プロジェクトのディレクトリ ツリーのクローンがサンドボックスのディレクトリに作成され、すべてのメンバーの場所が相対的に管理されます。
アーカイブを共有するために複数のプロジェクト ツリーを同じディレクトリ内に配置すると、問題が発生することがあります。そのため、最上位レベルのプロジェクトをそれぞれ独立したディレクトリに配置し、各プロジェクトのセキュリティ情報、構成情報、および管理情報を個別の ACL で管理することを強くお勧めします。
ディレクトリが異なる複数のプロジェクト間でも、アーカイブを共有できます。そのためには、共有サブプロジェクトまたは共通プロジェクトを使用します。
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開発済みのプロジェクト構造で、1 つのディレクトリに複数のプロジェクトが含まれている場合は、PTC 技術サポート に連絡して詳しい対応方法を確認してください。